中小企業大学校は2月26日、2021年度に開講する研修の詳細をホームページ上で公表し、受講受付を開始した。全国9校の「大学校」をはじめ、中小機構地域本部での地域本部研修や地域の支援機関などでのサテライト・ゼミ、ウエブ上のオンラインゼミ「WEBee Campus」(ウェビーキャンパス)など、中小企業経営者や後継者向けに多彩な研修が準備されています。
新型コロナウィルス感染症の予防を徹底するため、検温や手指消毒のほか、1教室の収容人数を絞り、1時間ごとに換気を実施、ディスカッションの飛沫対策として生徒間の距離をとりアクリルボードを間仕切りに使用するなど、万全の対策を施しています。
県をまたぐなど長時間の移動が敬遠傾向にあることから、地域本部研修や地域の支援機関、自治体や金融機関、大学などの協力で実施するサテライト・ゼミにも注力。移動の必要がなく、居ながらにして受講できる「WEBee Campus」でも、プログラム数や定員数を増やし、リモートで行う「インサイドセールス」など、コロナ時代に必須のノウハウも伝授します。
中小企業が中小企業大学校の研修を受ける場合、国の「人材開発支援助成金」や地方自治体、商工団体の公的助成制度を利用できる場合もあります。