経済産業省が「健康経営銘柄2022」と「健康経営優良法人2022」の申請受付を始めている。従業員の健康保持や増進を図れば将来の収益増につながるとして同省が2014年度から企業に推奨している制度で、毎年優良企業を認定し、公表している。
「健康経営銘柄」は東京証券取引所の上場会社の中から、特に優れた健康経営を実践している企業を選定し、投資家にとって魅力ある企業として紹介する。一方、「健康経営優良法人」は健康経営を実践する企業かどうかを申請書に基づき経済団体、医療団体、自治体などによる日本健康会議が認定する。大企業と中小企業の2部門があり、大企業の上位は「ホワイト500」に、中小企業の上位は「ブライト500」に認定される。
認定希望企業は「健康経営度調査」に回答したうえで、申請書を提出する。調査の回答期限は10月25日、申請締め切りは11月1日。選定・認定時期は2022年3月を予定している。