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中小機構は、中小企業再生支援セミナーを11月30日にオンラインで開催する(YouTube限定配信)。開催テーマは「アフターコロナにおける中小企業再生支援協議会の役割」。ワクチン接種などにより感染収束と経済活動再開への期待が高まるなか、アフターコロナの経営環境を見据え、中小企業再生支援協議会に期待する役割や在り方について有識者を交えて考えていく。参加無料。事前登録制で10月22日15時から募集を開始する。
中小企業再生支援協議会は、国が全国47都道府県に設置。財務上の問題を抱えているが、事業の収益性が見込め、事業再生意欲を持つ中小企業に対して、公平中立な立場で事業再生を支援している。専門家による無料相談や簡易な計画策定(経営改善計画)の支援、さらに、事業の再生が困難な場合は債務整理に向けた助言などを行っている。
中小企業再生支援協議会をテーマにした今回のセミナーは2部構成。第1部では、日本政策金融公庫が「アフターコロナの中小企業金融」を、中小企業庁が「中小企業金融政策の方向性」をそれぞれテーマに講演し、中小企業再生支援全国本部が基調報告を行う。第2部では、中小企業を支える金融機関や第一線で活躍する専門家が登壇してパネルディスカッションを行う。