中小機構は、コロナ禍の影響を受けた中小企業・小規模事業者の新たな販路開拓を支援するため、「モール活用型ECマーケティング支援事業」の第3期募集を11月15日に開始した。ECモール出店に意欲的な中小企業などが対象で、ECモール内の専用ショップの開設やプロモーションの実施などの支援を実施する。また、今回の募集からシンガポール向け越境ECモール「Shopee」での取り扱いに食品を追加した。
第3期は、来年7月29日までの期間に第1~5次の締め切りを設定(越境は第1次と第2次のみ)。締め切りは▽第1次=12月3日▽第2次=来年1月31日▽第3次=同3月31日▽第4次=同5月31日▽第5次=同7月29日—となっており、締め切りごとに審査を行って出品者を選定する。
出店先のモールは、国内が楽天市場、Yahoo!ショッピング、47CLUB(よんななクラブ)の3モールに3カ月間同時出店し、越境がAmazon(アメリカ)、eBay(同)、Shopee(シンガポール)のうち、いずれかに6カ月間出店する。出店開始の目安は、各締め切りから国内モールが2カ月後、越境モールが4カ月後となる。