経済産業省は「スタートアップの成長に向けたファイナンスに関するガイダンス」を公表した。日本経済の成長のためには、スタートアップがイノベーションの担い手になっていくことが不可欠であり、未上場時からIPO(株式公開)後までを通じた11の課題とその課題に対して検討すべきポイントを有識者の意見を取り入れながら解説している。
スタートアップが成長を遂げるために重要となるファイナンスについては、仕組みが複雑で、かつ後戻りできないケースも多いことから、経営者や最高財務責任者(CFO)は、ファイナンスの全体像やポイントを予め把握することが重要。このためファイナンスの全体像を提示し、経営者やCFOに長期的な成長イメージを持ってもらうことを目的に作成した。