経済産業省がまとめた「2020年度大学発ベンチャー実態等調査」によると、2020年10月時点の大学発ベンチャー数は2901社と、2019年度で確認された2566社から335社増加し、企業数・増加数ともに過去最高の伸びとなった。多くの大学がベンチャー育成に力を注いでいるようです。
ベンチャー数のトップは東大で326社、以下京大227社、阪大197社とベスト3の順位は前年度と変わらなかったが、東京理科大が111社で前年20位から7位に躍進、国立大優勢のなか91社で10位の早大とともに私学も気を吐いた。
一方、新型コロナウイルスの影響の影響では、資金調達を予定していた企業のうち「調達先候補との接触が難しくなった」と回答した企業が99社、「調達検討が止まった」が51社となるなど、ネガティブな影響がみられた。