食品衛生法の改正に伴い、HACCPに沿った衛生管理が義務化され、今年6月には経過措置が終了し完全義務化となりましたが、新型コロナウイルスの影響もあり予定通りに対応できていない中小の事業者も少なくありません。HACCPでは従来の一般的衛生管理以上にこまめなチェックと記録の保管が求められるため、事業者の負担は増加します。管理記録は壁やショーケースなどに貼った用紙に担当者が記入する形が一般的で、データの集計が難しいという課題もあります。
そんな中、2021年10月7日、インフォコム株式会社は、食品関連事業者向けに義務付けられているHACCPのチェックをスマートフォンなどの端末から入力できるペーパーレスサービスを開始しました。このサービスはクラウドを介して行われ、「BCPortal for HACCP」と命名されています。