経済産業省は、米国や欧州を中心としたイノベーション拠点に起業家や学生を派遣するプログラム「J-StarX」の参加者募集を始めた。世界を舞台に活躍する起業家輩出に向け、志高い挑戦者に世界のトッププレーヤーとつながり、学ぶ機会を提供する。
派遣コースは「イスラエル」「シンガポール・インドネシア」「フランス」「フィンランド」の4地域が設定されている。イスラエルコースは「中東のシリコンバレー」と呼ばれているイスラエルで現地のスタートアップエコシステムを学び、体感する。シンガポール・インドネシアコースは、東南アジアでのスタートアップエコシステムをリードするシンガポールとユニコーン輩出数などでシンガポールに迫るインドネシアで、現地パートナーによるネットワークを活用し、イノベーション人材を育成する。
フランスコースは、プレシード・シード期のスタートアップを対象としており、フランスのインキュベーション施設「STATION F」でフランス・欧州展開や更なるグロースに向けたネットワーク・知見を培ってもらう。
フィンランドコースは大学生・高校生が対象。フィンランドのスタートアップエコシステムに主体的に触れ、世界でのネットワーク構築と起業家マインドを形成してもらう。
募集期限は「イスラエル」「シンガポール・インドネシア」「フランス」が7月14日。「フィンランド」は8月10日。