日本商工会議所と全国商工会議所女性会連合会(全商女性連)は、「第22回女性起業家大賞」の受賞者を発表した。最優秀賞には大阪市都島区のシーダ代表取締役社長の矢野ひとみ氏が選ばれた。
矢野氏は、コンタクトセンターの運用、マーケティングの請負・代行、人材育成などの事業を展開。社員全員が女性で、半数以上が時短勤務であるなど女性が働きやすい職場環境を実現しているほか、社員教育に注力し、丁寧・迅速・的確な対応によってクライアントの信頼を構築していることなどが評価された。
優秀賞は、さくら助産院(兵庫県淡路市)代表の藤岡勢子氏、魔法のタイツ(さいたま市大宮区)代表取締役の増田美佳氏が受賞した。
女性起業家大賞は、女性の視点で革新的・創造的な企業の創業や経営を行い、事業を成功させている女性起業家を顕彰し、奨励・支援するため2002年に創設された。表彰式は新潟市中央区で10月6日開催される「第55回全商女性連新潟全国大会」で行われる予定。