売れるECサイトの作り方〜初心者が気をつけたい6つのポイント〜

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売れるECサイトの作り方

自社でECサイトを持つ場合、楽天やAmazonなど既に知名度のあるショッピングモール型のサイトで商品を販売するのとは異なり、ただ商品を並べるだけではなく"売れるECサイト"として運営していくための戦略が必要になります。

そこで今回は、
「これからECサイトを作りたい!」
「まだ自社ECを作ったばかりでこれで良いのか不安・・・」
という方に向けて”売れるECサイト”を作るためにおさえておきたいポイントを重要なところに絞ってご紹介します!

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ポイント①:商品購入までの導線はわかりやすくする!

ECサイト作成時のポイント1

ECサイト作成時に一番重要なのは、まず何よりも「ユーザーが商品を購入するためのサイト」という考え方です。

ユーザビリティ(サイトの使いやすさ)をより意識して設計する必要があります。

「買いたい商品のページがなかなか見つからない」
「カートに入れてから顧客情報の登録が複雑でわかりづらい」

といった状況は避けましょう。

このような理由によるサイトからの離脱(=カゴ落ち)が、ECサイトの売上を妨げる一番の原因です。オシャレなサイトを作れば売上が上がるわけではありません。

ポイント②:ジャンルに特化した専門店を目指す!

サガス

保有する商品数が多ければ多いほどあれもこれもとオススメしてしまいがちですが、商品数の多さで戦ったところで大手のサイトには敵いません

中小規模のECサイトの戦略としては、「これなら絶対に他社には負けない!」という商品やジャンルを確立することが重要です。ユーザーに「このジャンルはここにくれば確実に揃ってる」と思わせることが、Amazonや楽天ではなく貴社のサイトを訪れる理由になります。

ポイント③:ターゲットに合った形で総合的な提案を!

商品の質や値段で競うだけではなく、ユーザーのライフスタイルも含めた総合的な提案をしていくことも大切です。

自社ブランドのペルソナ(詳細な顧客のイメージ)をしっかりと定めて、「こんな生活って素敵だなぁ、私も真似したい!」と思ってもらえるようなサイト作りを目指しましょう!

自社ブランドのファンを確立することで、「何か決まった欲しいものがあるわけではないけど、ここにくれば素敵なものがありそう」と定期的にサイトを訪問するようになります。

ポイント④:ユーザーのニーズに応じた決済方法を!

決済方法

ECサイト制作の際、様々な理由から全ての決済方法を用意できるわけではありません。特に手数料の発生するクレジットカードは導入していないサイトも多いです。

しかし、数%の手数料を惜しむあまりに手にしていたはずの売上を逃しているのでは本末転倒です。

全ての決済方法に対応するのではないにせよ、自社のターゲットが高齢者が中心であれば配達時の代引き決済に対応する、若年層をターゲットにするのであればコンビニ決済に対応するなど、自社の状況に合わせた柔軟な対応が求められます。

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ポイント⑤:サイトに掲載する画像には何よりも気を配る

商品画像

実際の店舗とは違いECサイトで購入するユーザーは商品を手に取って確認することができません。ユーザーの購入の判断は普段よりも慎重になることが多いです。

サイトに掲載されている写真で商品の良し悪しを判断するしかない以上、いくら良い商品を販売していても、その魅力を十分に伝えられなければ売上には繋がりません。

ユーザーの不安を解消するために、写真自体のクオリティはもちろん、商品の細部が確認できるような写真実際に使っている場面を想像できるような写真を用意しましょう。

ポイント⑥:信頼感がユーザーの最初の一歩を後押しする

ECサイト作成時のポイント6

Amazonや楽天といったモール型のサイトや有名ブランドのECサイトでない限り、「この商品は不良品ではないだろうか?」「そもそもちゃんと商品が届くのか?」といった不安は常にユーザーの心の中にあります。実際の物を見ずにネット上のやり取りだけで完結するECサイトを利用する上では仕方のないものです。

そのような不安は商品の購入率にも影響してきますので、事前にユーザーに信頼してもらう為の対策を講じておきましょう。

具体的には、

・自社の紹介ページを制作する
・返品や返金などのルールを事前に明示する
・商品の瑕疵など何か問題があった場合の対応窓口を用意する
・チャットボットで相談できる仕組みを作る

などが挙げられます。

ユーザー目線を意識したサイト作りで売上アップ!

今回は”売れる”ECサイトを作るために必要な考え方についてご紹介しました。

全てに共通して「ユーザーを第一に考える」ということがキーワードになっています。
「これを売りたい!」という気持ちばかりを押し付けるのではなく、購入する側の立場になって考え、便利で使いやすいサイト作りを心がけましょう

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