当記事では、フーレセラピーでの開業について解説していきます。
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フーレセラピーとは?
フーレセラピーとは、手ではなく足を使ってマッサージを行う施術方法です。手で揉むのではなく、足を使うことにより、より強い圧を大きな面でリズムよくかけられるかけられるため、痛みも少なくもみ返しも少ないと最近人気が高まっています。
また、フーレセラピーは施術者にとっても、手を使わないので体への負担も少なく、機器などはほとんど必要ないので、初期費用も少なく済むため開業しやすいと考えられます。
フーレセラピー効果
筋肉全体の疲労物質を取り除き、血液・リンパの流れを正常に戻していく効能がある上に、内臓の働きもよくすると言われ、女性の起こりうる悩み(便秘・肩こり・肌荒れなど)を改善するのに効果抜群です。
開業に必要な手続き
フーレセラピー協会直営校での学習・資格検定試験に合格すれば、フーレセラピスト資格を得ることができます。
一般の開業手続きとして、個人であれば税務署への開業手続き等、法人であれば、必要に応じて、健康保険・厚生年金関連は社会保険事務所、雇用保険関連は公共職業安定所、労災保険関連は労働基準監督署、税金に関するものは所轄税務署や税務事務所にて手続きをします。
開業形態
開業形態は、主に「自宅」「店舗」「出張」の3つあります。手で行うマッサージの場合、マッサージ用の施術ベッドが必要ですが、フーレセラピーは床などに寝て頂いて施術を行うので、その場所も最小限でもよいですし、出張施術も大変行いやすいでしょう。
自宅
自宅の一室を利用する方法があります。より手軽に開業できますが、立地の良さがないと自宅での本格開業は難しいかもしれません。更に、公私の区別がつきにくくなることがデメリットです。
店舗を借りる
スキルも身につき自分なりの施術技術を考え、ある程度の資金が用意できたら、サロンの開業を考え始めても良いでしょう。人通りが多い地域でどれだけ目立つ場所に店舗を構えられるかがポイントとなります。
出張専門
店舗を構えずに出張専門でサロンを開業することも可能です。店舗がないので、新規顧客獲得が難しいので、WEBを上手に利用できるかどうかがポイントとなります。
開業費用
開業費用は、自宅で行う場合間仕切りなども必要ありませんので、リネン類、お客様にお休みいただく椅子や机、フットバスくらいで、10万円~20万円程度あれば十分可能です。
また、お店で開業する場合も賃貸契約に必要な費用や改装を含めても、その他の費用が少なく済むため、個人で開業する場合は数十万あれば大丈夫でしょう。すでにアロマやエステを開業されているお店でも、特別な機器が必要ないので追加メニューとしてフーレを取り入れることも簡単です。
集客が大事!?
さあこれから開業といっても、顧客がいなければ事業として進展しません。その為に、ホームページやチラシなどを作成し、「PRポイント」を訴求していかなければいけません。更に、Facebookやtwitter、blogなどSNSでの情報発信や交流会や経営者の集まりに積極的に顔を出して、自分やサロンを売っていかなくてはいけません。
まとめ
手軽に開業でき、初期費用もかからないフーレセラピーのサロンは最近増えてきています。但し、事業を継続することを考えるとリピーター施策や集客が重要になってきます。