女性におすすめの副業や選ぶにあたって大切なポイントを解説

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最近は、副業したいと考えている女性が増えています。以前から多くの人に興味を持たれている状況でしたが、最近の新型コロナウイルスの影響でさらに注目されました。

それでは女性は具体的に、どのような副業をすれば良いのでしょうか。今回は女性におすすめの副業や選び方について解説していきます。

女性の副業の選び方とは?

女性が初めての副業を選ぶにあたって、大切なポイントをご紹介いたします。

未経験でも始めやすい仕事を選ぶ

未経験者でも始めやすい仕事という観点で探してみるとよいかもしれません。最初からスキルを求められる仕事や、稼ぐまでのハードルが高い仕事だと、そのための勉強時間が負担になってしまうからです。在宅でできる仕事の定番であるブログライターやテープの文字起こし作業などは、基本的にパソコンのタイピングができれば始められます。

一方で、自分でサイトを作り、アフィリエイトで稼ぐといったことや、youtuberになって稼ぐということは、成果を出せるようになるまでのハードルがとても高いです。お金を稼ぐことを第一の目的とするなら、稼げるようになる前にやめてしまう可能性があるものは極力避けましょう。

趣味や興味のあることに関する仕事を選ぶ

副業は、本業以外の時間でやるわけですから、興味のないものではなかなか続きません。副業として長く稼ぐことを考えれば、続けることができるかという観点も重要です。

そうなってくると、まずは自分の「趣味や興味のあること」が選択肢になってきます。女性の副業で人気のものに「家事代行」や「ハンドメイド販売」などがありますが、これはまさに趣味や興味のあること、得意分野から選んだという人が多いのが理由になります。

自身のライフワーク(ライクスタイル)にあっているものなのか

女性の働きには、結婚、出産、育児などのライフイベントが密接にかかわってきます。そのようなイベントを見据えたうえで無理なく続けることが出来るかがポイントになります。

経験やスキルを活かせる仕事を選ぶ

Webライターやwebデザイナーに代表されるように、予め何らかのスキルを持っているのであれば、それを副業とするのは負担が少なくよい選び方です。また、スキルアップを目的としてあえて本業と同じ業種を選ぶのも良いでしょう。

場所や時間に縛りがなく、本業と両立しやすいか

副業を選ぶ際は本業と両立しやすい仕事を選びましょう。本業を持っている場合、時間と場所を拘束される副業は本業と両立しにくいのでおすすめできません。とくに、働く場所や時間が固定された副業は通勤時間や新たな人間関係を構築する手間があります。副業は本業を基準に柔軟に働く時間と場所を決められるものや、在宅でできるものを選ぶと続けやすいでしょう。

女性におすすめの副業7選

ここからは、女性におすすめの副業を7つご紹介します。興味のある副業が見つかったら、ぜひトライしてみてください。

①アンケートモニター

アンケートモニターとは、企業のwebアンケートに答えることで報酬をもらうお仕事です。主にリサーチ会社が運営するサイトに登録して、お仕事をします。

報酬は現金、もしくはポイントでの支払いとなり、ポイントの場合は後々現金化できるというのが一般的です。スマートフォンやパソコンがあれば、隙間時間にでき初期費用もかからないため、始めやすい副業のひとつです。
 

■アンケートモニターおススメサイト(サービス)

・マクロミル
・楽天インサイト
・リサーチパネル

②家事代行

家事代行は、女性の副業でも人気のあるお仕事のひとつです。実際に依頼者のお宅に訪問して、炊事・洗濯・掃除などを行います。おすすめのポイントは、特に難しい知識を必要としない点です。家事が得意だったり好きだったりする場合には、一度トライしていただきたい副業です。

また、平均時給が高いこともおすすめできる理由です。1時間でおよそ1,200~2,000円という報酬を手にすることができます。家事代行サイトやアルバイトの情報誌などに載っている求人案件に応募し、スタートするのが一般的です。「ベアーズ」や「家事代行ひろば」など、大手の会社は求人数も多いでしょう。
 

■家事代行におススメサイト(サービス)

・ベアーズ
・家事代行ひろば
・(カジー)

③覆面調査

覆面調査とは、企業からの依頼を受け、一般消費者を装って商品購入やサービスの提供を受けることです。また、その内容を踏まえてアンケートに答えたり、口コミを提供するところまで含まれています。実際にサービスを受けられるものですので、覆面調査は色々なサービスを試してみたい人におすすめです。また、実質的に時給の高い副業をしたい人にもおすすめです。

決まった時間に覆面調査をしなければなりませんので、自由度が利きにくい副業ではあります。しかし、お金が支払われるだけではなく、サービスを無料で受けられるメリットもあります。これも収入に換算すると時給は1,800円程度になる案件もあります。時間効率は高く収入も多い副業であり、ここを重視する人におすすめです。準備は専用のサイトに登録をするだけです。あとはエントリーをして、覆面の対象に選ばれればお店などに出向きます。専門知識は必要ありませんが、場合によっては年齢制限がありますので注意は必要です。
 

■覆面調査におススメサイト(サービス)

・とくモニ

④データ入力

データ入力は、手書きの情報などをパソコンやタブレットなどで入力する副業です。例えば手書きのアンケートをワードにまとめたり、名刺の情報をエクセルに入力したりします。比較的単純な作業ですので、能力はほぼ重要視されません。指示通りに黙々とデータを入力します。多少時給は下がっても、簡単な副業をしてみたい人におすすめです。

その反面、簡単な作業ですので時間効率は下がりやすくなってしまいます。効率よく入力をこなしたとしても、時給は700円程度です。時間をかけて稼ぐことが主流です。ただ、端末があれば、勤務場所も問われず簡単に始められます。
 

■データ入力におススメサイト(サービス)

・ランサーズ
・クラウドワークス

⑤ライティング

ライティングは、クライアントから依頼されたテーマに基づいて記事を執筆する仕事です。テーマに対する専門性や文章力に関する能力など、スキルを活かす副業です。作業はパソコンさえあれば始められますので、持っている人は特段準備の必要はありません。また、勤務場所に指定があるケースはほぼ無く、在宅でできる副業である点でも魅力です。

ライティングは自分の知識を誰かに文章で伝えるものです。そのため、情報の発信を副業にしたい人におすすめです。また、勤務場所に捕らわれず副業をしたい人にもおすすめです。案件は記事あたりの文字数と文字単価で価格を決めるものが大半です。本文を執筆するだけのものであれば、文字単価1円で時給は1,200円程度です。
 

■ライティングにおススメサイト(サービス)

・ランサーズ
・クラウドワークス

⑥ハンドメイド品販売

ハンドメイド品販売は、自分でハンドメイドしたものを販売する副業です。ハンドメイドは難しいものとのイメージかもしれません。しかし、商品の販売サイトでは、簡単なものが低価格で販売されています。つまり、皆さんが考えるよりも、参入のハードルは低いものです。

もちろん、高い値段で販売しようと考えるのであれば、高いスキルが求められます。ただ、必要以上に高いハードルを感じる必要はなく、簡単なものからスタートが可能です。簡単なレベルのものであれば、素材の費用を差し引いても時給に換算して700円程度となります。そのようなことを加味すると、ハンドメイドは時間に余裕があり、クリエイティブな副業をしたい人におすすめです。
 

■ハンドメイド品販売におススメサイト(サービス)

・minne(ミンネ)
・Creema(クリーマ)
・iichi(イイチ)

(参考記事)【ハンドメイド販売】開始の仕方やお勧め販売サイトをご紹介

⑦ネットショップ

自身でネットショップを作るか、楽天やアマゾンなどのショッピングモールに出店し、商品を販売します。最近では、インターネットが苦手な女性でも簡単にネットショップが開設できるようになり、ネットショッピングの利用者も増えているので、この起業形態を選択する女性が増加しています。

出品する商品としては、雑貨、アクセサリー、洋服、育児グッズ販売などが代表的で、既製品を仕入れて販売するケースと、手作り品(自作)を販売するケースがあります。

その他、手軽さが特長のメルカリなどのフリマアプリに出品している人も増加しています。
 

■ネットショップにおススメサイト(サービス)

・BASE(自社サイト)
・メルカリ(フリマアプリ)
・ラクマ(フリマアプリ)
・楽天(ショッピングモール)
・アマゾン(ショッピングモール)

副業する場合の注意点

本業が「副業が大丈夫かどうか」を確認する

最近では副業を容認している会社が増えてきていますが、なかには「副業NG」としている会社があることも事実です。まずは、本業が副業OKかどうかをきちんと確認しましょう。

もしも副業禁止の会社に副業がバレてしまうと、場合によっては何らかのペナルティが発生したり、働きづらくなったりなどの恐れがあります。そのようなことにならないように、本業の就業規則はしっかりと守ることが大切です。

本業や生活とのバランスを考える

あまり副業で無理をしてしまうと、本業に悪影響を及ぼしたり、身体を壊したりなどのリスクがあります。本業や生活とのバランスを考慮し、無理をしすぎないように注意しましょう。

副業による年間所得が20万円を超える場合は「確定申告」を行う

もしも副業の年間所得が20万円を超える場合には、確定申告が必要です。副業をしている会社で源泉徴収をしてくれている場合には、確定申告を行うことで多く支払った分の税金が戻ってきます。逆に源泉徴収がされていない場合には、確定申告を行って税金を支払う義務があります。

いずれにしても年末にはきちんと年間所得を算出し、必要な場合は確定申告を忘れずに行いましょう。

本業の会社に副業が発覚してしまう原因

本業の会社に副業が発覚してしまう原因は「住民税」です。住民税は前年の所得をもとに税額が計算され、サラリーマンであれば通常給与から天引き(特別徴収)され、会社が代わりに納税しています。副業で得た所得(収入から経費を引いた利益)をそのまま申告した場合、本業の給与所得と副業による所得が合算され、その金額をもとに計算された住民税額が本業の会社に通知されます。副業の所得分だけ住民税が多くなって会社に発覚してしまうのです。

但し、これは副業にかかる住民税を自分で納付することで防げます。確定申告書や住民税申告書には住民税の納付方法を指定する欄があり、ここで「自分で納付(普通徴収)」を選択すればOK。副業の所得にかかる住民税は直接本人に請求され、会社には通知されません。

しかし、住民税の納付方法を選択できるのは「給与所得以外」の所得についてのみです。アルバイトなど会社に雇用されて得た給与所得は、本業の給与収入と分けて住民税を納付することができません。その場合には市区町村の税務課に直接かけあうことで、副業の給与所得にかかる住民税を直接納付できる可能性はあります。ただし自治体ごとに対応は異なるため、確実にできるとはいえません。

まとめ

忙しい本業の合間を縫って副業をするには、体力面や精神面で負担がなく、かつ楽しみながらできるものが最適です。女性向けの副業にはいくつもの種類がありますが、今回解説した選び方やお勧めの副業を参考に自分に適したものを見つけ出しましょう。

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