漫画家での開業について

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当記事では、漫画家での開業について解説していきます。

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漫画家とは?

漫画家は、出版社等から依頼を受けて、雑誌・書籍・デジタル媒体などに掲載される漫画を描くのが仕事です。

描く漫画のジャンルによって作業内容は異なるものの、アイデア出し・プロット(話の構想)作り・ネーム作り・下描き・ペン入れなど基本のルーチン作業はほぼ似通ったものとなっています。

漫画家になるには

漫画家になった経緯というのは人により様々で、養成スクールに通ったりアシスタント経験をきっかけにデビューする人もいれば、独学で人気漫画家に昇り詰めるような人もいます。一般的に「漫画家」と名乗れるようになるには、なんらかのメディアへ自分の漫画作品を提供していることが基本条件になります。

デビューするための道筋としては、雑誌の新人賞に応募したり出版社に作品を持ち込んだりして、編集関係者に認められることが一番の近道といえるでしょう。近年はWEB漫画が流行るようになっていたり、コンテストを主催する出版社が増えてきたことからも、ひと昔前と比べると漫画家になれる可能性は高まってきています。

開業する場合の手続き

漫画家で独立する場合、一般的にはフリーランス(個人事業主)として開業するケースがほとんどです。

個人事業主として行う場合、一般的な手続きとして、個人事業の場合、個人事業の開廃業等届出書、所得税の棚卸資産の評価方法・減価償却資産償却方法の届出書、青色申告承認申請書等を納税地の所轄税務署へ提出します。また、個人事業開始申告書は事業所所在地の都道府県税事務所へ。詳しくは、最寄りの管轄行政に問い合わせが必要です。

法人として会社を設立する場合、定款作成、会社登記をし、法人設立届出書、青色申告の承認申請書、給与支払事務所等の開設届出書、源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請書、法人設立届出書(地方税)などを提出します。

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基本収入について

漫画家の収入の基本は「原稿料」であり、たとえば毎週週刊連載を担当していれば、毎週原稿料が入ってくるといった形です。しかし人気が出なければ漫画が打ち切りとなってしまうリスクもあり、その場合はもちろんノーギャラとなってしまいます。

また、単行本を出版した場合だと「印税」が入ってくるため、売上の6~10%が漫画家に支払われます。原稿料もだいたい1ページあたり数千円~数万円と漫画家によって差があるので、平均年収を出すのが難しい職業です。

最初は副業として行うのもあり!?

前述でも説明した通り、漫画家は、自作した漫画が売れないと生活が成り立つのが難しい職業です。そのリスクを鑑みて、副業からスタートするのもありです。

副業にする場合の注意点として、本業の会社に副業が発覚してしまう事です。その原因は「住民税」です。住民税は前年の所得をもとに税額が計算され、サラリーマンであれば通常給与から天引き(特別徴収)され、会社が代わりに納税しています。副業で得た所得(収入から経費を引いた利益)をそのまま申告した場合、本業の給与所得と副業による所得が合算され、その金額をもとに計算された住民税額が本業の会社に通知されます。副業の所得分だけ住民税が多くなって会社に発覚してしまうのです。

但し、これは副業にかかる住民税を自分で納付することで防げます。確定申告書や住民税申告書には住民税の納付方法を指定する欄があり、ここで「自分で納付(普通徴収)」を選択すればOK。副業の所得にかかる住民税は直接本人に請求され、会社には通知されません。

しかし、住民税の納付方法を選択できるのは「給与所得以外」の所得についてのみです。アルバイトなど会社に雇用されて得た給与所得は、本業の給与収入と分けて住民税を納付することができません。その場合には市区町村の税務課に直接かけあうことで、副業の給与所得にかかる住民税を直接納付できる可能性はあります。ただし自治体ごとに対応は異なるため、確実にできるとはいえません。

まとめ

以前までは、漫画は紙媒体の雑誌・書籍等でしか読むことができませんでしたが、近年ではデジタルメディアの普及により、漫画家はインターネット経由で作品を発信することで仕事に繋げることも可能になりました。

作品を出版社に持ち込んだりコンクールに応募しなくても、インターネットのSNSやイラストサイトなどでコツコツ漫画を発信していたら、出版社の目に留まりデビューのきっかけとなったというケースも最近は多いです。描いた漫画が流行りに乗りさえすれば、そのままトントン拍子に売れっ子漫画家へとステップアップするのも夢ではありません。

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