データ入力代行業での開業について解説

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当記事では、データ入力代行業での開業について解説していきます。

データ入力代行業とは?

データ入力代行業とは、伝票、申込書、アンケート、名刺、カタログなどの紙媒体情報をパソコンに入力し、デジタルデータに変換する作業をアウトソーシングで請け負う業態です。入力対象とするデータの種類には、文字、図やイラスト、CADデータ、音声など、様々なものがあります。

◇ 主なデータ入力代行サービス

・名刺入力・データ化
・アンケート入力・集計・データ化
・応募ハガキ入力・データ化
・文字入力・データ化
・申込書入力・データ化    など

起業にあたって必要な資格や手続き

データ入力代行業を開業するにあたって必要な資格はとくにないです。

個人事業主として行う場合、一般的な手続きとして、個人事業の場合、個人事業の開廃業等届出書、所得税の棚卸資産の評価方法・減価償却資産償却方法の届出書、青色申告承認申請書等を納税地の所轄税務署へ提出します。また、個人事業開始申告書は事業所所在地の都道府県税事務所へ。詳しくは、最寄りの管轄行政に問い合わせが必要です。

法人として会社を設立する場合、定款作成、会社登記をし、法人設立届出書、青色申告の承認申請書、給与支払事務所等の開設届出書、源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請書、法人設立届出書(地方税)などを提出します。

データ入力代行業での開業の留意点

情報セキュリティ対策

2003年の個人情報保護法の制定後はとくに情報セキュリティに対する意識が高まっており、セキュリティ方針が不明確・不十分な状態では受注は困難となっています。内部の情報管理体制をしっかりと構築し、第三者機関の認証として認知度の高いプライバシーマークやISO27001などは、取得を目指したい所です。認証取得後は、自社の情報管理体制を内外に明確に説明できるよう書面などで明示しておくことが重要です。

入力スタッフの確保

データ入力代行業にとっては、入力スタッフが商品です。どのような特徴のどのような品質のスタッフを確保しているのかが会社の特徴を決めるポイントとなってきます。価格競争力を付けるためには、国外を含めた企業とパイプを持つ、国内の在宅ワーカーを抱え込む仕組みを構築するなどが考えられます。また、より高度で専門的な分野に特化した人材を揃え、他の業者との差別化を図るという戦略も考えられます。

営業構造の構築

データ入力代行の企業の多くは正社員比率が低く臨時のスタッフで運営しているが、人件費が最も大きな経費であることと、給与を先に支払い営業収入は後から入ることから、キャッシュフローは厳しくなる傾向にあります。このため、はじめからある程度の顧客が見込まれる状態でスタートすることが重要です。前職のパイプからの受注など、最初は個人的な関係に頼る場合も多く見られますが、官公庁、自治体や公的機関などからはデータ入力・データ作成関連の入札案件も頻繁に発生しており、新規受注のチャンスは比較的多いです。入札情報は官報などで公表されるが、入札情報をタイムリーに収集し提供するサービスなども存在するため、適宜利用するとよいでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回は、データ入力代行業での開業について解説しました。

データ入力代行業での開業にあたっては、在宅ワーカーなどを活用する場合は、事務所の電話やFAX、パソコン等があればよいので、多額の設備資金は必要としませんが、情報セキュリティ対策に関する投資は必須です。そして開業時は、ホームページ開設、斡旋エージェントへの登録、広告宣伝費用などが主な出費となります。

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