スマホの普及率の上昇と共にSNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)利用率も上昇しています。ソーシャル広告とはFacebookやTwitter、Instagramを利用した広告であり、誰しもがSNSを使っていると言っていい現在、これを利用しない手はありません!
今回は、サービス別にSNS広告の活用方法についてご紹介します。
ソーシャル広告のここがスゴイ!
ソーシャル広告は、Web広告の中でもSNSを利用したものを指します。
その市場規模は年々拡大しており、企業と顧客を繋ぐ重要なツールのひとつとなっています。
ソーシャル広告のスゴさは、顧客や市場へ直接アプローチができる点です。
利用するSNSによっては、年齢層や地域等の明確なターゲットを設定することができ、更にどれだけ効果が出たかに確認することもできます。
今回は、ソーシャル広告の中でも特にメジャーな存在である「Facebook広告」と「Twitter広告」について、それぞれの特徴やポイントを説明していきます。
Facebook広告
Facebookは、最初に自分の氏名や年齢、性別、住んでいる地域等の詳細情報を登録します。
それにより、同じ地域や趣味嗜好の人々と実体験に近い繋がりを持ち、交友関係を拡げることができるというメリットがあります。
Facebook広告はその点を利用し、広告主が特定の人々へターゲットを絞り、広告費用を無駄なく使うことができます。
Facebook広告にはいくつかの種類があり、どれを選ぶかによって、どの部分へアプローチしていくかをある程度コントロールすることができます。
例えば、認知度を高めたい場合、思わず目にとまる動画広告が最も効果的です。
検討・意思決定の材料としては、より多くの情報を伝えることができるキャンバス広告やカルーセル広告が良いでしょう。
購入・申し込み段階では、閲覧履歴を追って広告表示ができるダイナミック広告がおすすめです。
Twitter広告
日本でTwitterを利用している人は、2017年10月時点で4500万人です。SNSの中では比較的歴史が長いため、Facebookよりもユーザー数が多いのがTwitterの強みです。
また、Twitter独自の特徴として「10代~20代のユーザーが多い」「匿名性が高い」「複数アカウントを所持しているユーザーが多い」等も挙げられます。
強みや特徴がFacebookと違うため、広告による効果も違います。
Twitterは文字数に制限があり、気軽に短文を投稿できる点が評価されているSNSです。
また、気に入ったツイートに返信したり、リツイートによって拡散することもできます。
返信・リツイートが繰り返されるほど、広告が多くの人に拡散されるため、認知度が上昇する効果が見込めます。
Instagram広告
Instagramといえばここ数年勢いのあるSNSですよね。
「インスタ映え」や、一般人でありながら影響力を持つ「インフルエンサー」と呼ばれるユーザーの出現などで注目を集めています。
10~30代女性をメインに、月間アクティブユーザーはなんと2,000万人!
Instagramのアカウントがなくても、Facebookのアカウントで広告出稿でき、配信対象もFacebookと同じように細かく設定できます。
Instagramといえば、「印象的な写真」!
広告だって、ユーザーの手を止める「インスタらしいおしゃれで素敵な写真」を使う必要があります。
Instagramのメインユーザーに好まれそうな商品(写真映えする商品やコスメ、アパレルなど)はさらに効果的ですね。
投稿フィードに表示される写真広告・動画広告から、ストーリー広告まで種類も様々。
最近Instagramから直接購入できるカート機能もついて、EC業界では更に注目されています。
【まとめ】ソーシャル広告はこう使い分ける!
FacebookとTwitterには年齢層や使われ方に独自の特色があります。
対象や目的を細かく設定し、それぞれで用意されている広告の種類を使い分ける事により、効果的なプロモーション活動を行う事ができます。
例えば「○○県に出来た遊園地の認知度向上を目指す」という目標の場合、Facebookを使って県内のファミリー層にターゲットを絞り、動画広告の作れば、非常に費用対効果の高い広告となるでしょう。
また「若い人たちにブランドを浸透させるため、商品自体ではなく自社の認知度を上げたい」という目標があれば、ユーザーの年齢層が低いTwitterのプロモアカウントを使うことで、自社アカウントの認知度向上が狙えます。
商品の種類がまだそこまで多くない作ったばかりのECサイトも、魅力的な商品写真ひとつで、一気に拡散できるのがInstagram広告です。
ソーシャル広告の誕生により、今までのプロモーション活動では出来なかった、非常に効果の高い広告計画を立てる事ができるようになったのです。
ソーシャル広告の市場は年々拡大しているので、時代の波に乗り遅れる前に導入を検討してみてはいかがでしょうか。