【経営者必読!】オフィスの電気代節約のコツとは?

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起業・開業後、まだまだ売り上げが立たない事が多く、その為出来るだけ経費を削減したい所ですよね。そして、何にどれだけかかっているかを把握できていない企業は案外多いのではないでしょうか?もし把握できたところで、自社が使いすぎているのかどうか、なかなか判断しづらいでしょう。

今回は、オフィスの電気代の相場や内訳、電気代を削減するコツをご紹介します。

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オフィスの電気代の平均はどれくらいなのか?

オフィスの電気代は10坪程度のオフィスであれば2万円いかない程度だと言われています。広くなれば広くなるほど高くなりますが、20坪なら4万円というふうな正比例ではなく、坪数に応じてゆるやかな曲線を描きながら電気代は上がっていきます。従業員が多ければそれだけ費用は多くなりますし、電気がLEDなのか?残業が多いのか?など状況によって電気代が変動していきます。

オフィスの電気代の内訳

経済産業省・資源エネルギー庁の発表によると、オフィスの電気代の内訳において、空調が占める割合はおよそ半分の48%ですので、まずオフィスの電気代を節約したいと考えている方は、空調の電気代を節約することを念頭に置くといいでしょう。

そして照明とOA機器を含めれば、全体の88%に相当、他の割合は、照明が24%、プリンターなどのOA機器が16%。空調と合わせると全体の88%となり、9割近くになります。エレベーターに必要な電気代が5%で、残りの7%はその他という結果になります。

目指すべき売上対電気代の比率

飲食店経営の場合は売上の5%程度が電気代という比率が理想とされていますが、オフィスの場合はそういった指標はありません。ただ、言えることは常に「電力を利用することで、利益になるかどうか」という視点で常に意識することが大切になります。今、この従業員一人しかオフィスにいないけど、残業させて電気代を使ってまでやらせるべき仕事なのか?という視点こそ、小さい事ですが考えていくと1年後にかかる経費に大きく影響していきます。

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オフィスの電気代を削減する9つのコツとは?

ではここからが本題です。オフィスの電気代を削減するコツについてご紹介していきます。

・①電力会社を乗り換える
・②適切な設定温度に変更する
・③出勤したら早めにエアコンを運転する
・④LED照明に切り替える
・⑤センサー付きの照明に切り替える
・⑥室外機と室内機の清掃をしっかり行う
・⑦使わないOA機器の電源を切る
・⑧不必要な残業をやめる
・⑨OA機器自体を省エネタイプに買い替える

①電力会社を乗り換える

電気代を削減する方法として最も有力なのが、電力会社の乗り換えです。エアコンの使い方を見直したり、従業員に電気代を削減するように周知したりするのは日々の業務を進めながらだと非常に困難ですよね。そんな方におすすめなのは、電力会社の乗り換えです。2016年の電力自由化に伴い、契約する電力会社を自由に選べるようになったため、電力会社を見直せば電気代を節約できる可能性が高くなっています。

一見電力会社の乗り換えは面倒そうですが、一度乗り換えてしまえば、その後の電気代は据え置きで安くなります。そのため電力会社を乗り換えることは、ちまちまと節電対策を続けるより、長い目で見るとはるかに効果的です。現在では、電力会社の乗り換えなら、ホームページからの申込や書類の手続きだけで完結します。面倒な工事や部品の取り付けなども発生せず、今までと何も変わらないかのように電力会社を乗り換え、電気代を削減可能です。手っ取り早く削減するためには電力会社を乗り換えましょう。

②適切な設定温度に変更する

たった1℃設定温度を変更するだけで、空調機器の電気代を5~10%ほど節約可能です。理想的なエアコンの設定温度は、夏場は冷房で26℃前後、冬場は暖房で23℃前後で、体感温度も電気代節約も両立出来ます。

③出勤したら早めにエアコンを運転する

これは夏場に限りますが、空調機器は立ち上げ時が最も電力を消費します。また、室内の温度が高ければ高いほど、その分電気代もかかります。早朝でまだ気温が低い時間帯に空調機器を立ち上げることで、設定温度までの到達が早くなり、電力の消費量を抑えられます。

④LED照明に切り替える

LED照明は、経済産業省が2020年までの100%普及を掲げていることでも知られています。オフィスの照明機器の電気代を節約する方法として効果的なのが、高効率の照明機器に変更することです。例えば、普通の蛍光灯を設置しているのであれば、LED照明に変更するだけで大幅な電気代の節約になります。

導入コストは普通の電球より高くなりますが、10年間買替不要なので、10年スパンで見ればLED照明の方がお得です。そして、電力消費量が蛍光灯の1/3程しかないため、電気代も同じくらい節約も出来ます。

⑤センサー付きの照明に切り替える

センサー付きの照明に切り替えることにより、人を感知すれば自動的に照明がつき、いなくなれば自動的に消えます。そのため、こまめな電源のオン・オフに繋がり、理想的な節約が可能です。普段常駐することのない廊下や階段などに設置すると電気代の節約に効果的です。センサー付きの照明は少々割高ですが、今後電気代の節約を考えるのなら導入を検討されてみてはいかがでしょうか。

⑥室外機と室内機の清掃をしっかり行う

長期間に渡って清掃することなく空調機器を使用していると、思いがけず電気代が高くなってしまうことがあります。室外機と室内機をしっかりと清掃することにより、空調機器の電気代を10~20%程度節約する事も可能です。

⑦使わないOA機器の電源を切る

案外忘れがちなのが、OA機器の電源を終業後に落とすことです。待機中のOA機器に発生する電気代も、実は侮れません。最後にオフィス出る人が使わないOA機器の電源を落とし、最初にオフィスに来る人が使うOA機器の電源を入れれば、夜の待機電力をかなり節約できます。

⑧不必要な残業をやめる

あまり電気代の節約とは関係ないように見えますが、不要不急の残業をやめるのも電気代節約の手段として有効です。たとえば、定時が18時だとして、20時まで残業するとします。繁忙期で通常オフィスに勤務する従業員10人全員が残業していれば、その2時間の電気代は決して無駄ではありません。しかし、ひとりだけ2時間残業しているとすれば、2時間分の電気代はそのひとりのためだけに発生することになり、無駄といえます。

⑨OA機器自体を省エネタイプに買い替える

コストはかかりますが、省エネタイプのOA機器に買い替える事も電気代節約方法としてオススメです。
一昔前のコピー機と現在のコピー機とでは、消費電力量が大きく異なります。1日に何度もコピーを取るオフィスの場合は、新しいコピー機への買い替えを検討しましょう。

まとめ

前述で色々と節約のコツをお知らせしましたが、一番大事なことは節電の意識を経営者及び従業員全員で徹底する事です。使っていないポットや電子レンジの電源を切るなど、細かいところは意識しないと忘れがちです。しかし、長い目で見るとこうした細い部分が大きな効果を生むこともあります。ひとつひとつの積み重ねが結果として大きな節約効果を生みます。

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