カイロプラクティックでの開業について解説

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当記事では、カイロプラクティックでの開業について解説していきます。

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カイロプラクティックとは?

カイロプラクティックは身体の構造(特に脊椎)と機能に注目した専門医療です。カイロプラクティックの施術法は、施術者によって様々ですが、主に脊椎やその他の身体部位を調整(矯正)することにより、ゆがみの矯正、痛みの軽減、機能改善、身体の自然治癒力を高めることを目的としています。

このカイロプラクティックの考え方は、カイロプラクティックの本場、アメリカで一般的な療法として取り入れられております。

日本では国家制度がない!?

日本にはカイロプラクティックの国家資格制度がありません。 他の諸外国では国の資格制度があり、一定の教育を受けた人しか開業する事は出来ませんが、日本ではそのようなものがない為、極論を言えば誰でもカイロ治療室を開業できてしまうのです。

資格がなく、身体に直接触れる施術であることからも、見よう見まねで行えるものではありません。更に顧客にとっては何のサロンなのか分からないという不安がある為、カイロプラクティックサロンで開業することを検討している方は、カイロプラクターになっておくことをおススメします。

カイロプラクターになる為には?

前述でもお知らせしましたが、日本国内では法で定められた資格は存在せず、民間療法とされているため、カイロプラクターを養成しているスクールの各種証明書を取得するのが一般的です。日本カイロプラクティック連合会(JCA)というものがあり、JCAではセミナーやスクールなどを行っていますので、まずは問い合わせてみましょう。

その他、カイロプラクターが専門職として法制化されている国もありますので、資格を受けたい国の試験に合格することで、カイロプラクターになる事が出来ます。

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整体とカイロプラクティックの違い

整体は、脊柱や骨盤・肩甲骨や手足など体全体のゆがみやズレを調整します。姿勢を適切なものに変えることで、さまざまな不調の改善を促す療法です。 一方カイロプラクティックはアメリカで生まれた手技療法です。脊椎を調整することで神経の回復を目指します。

必要な手続き

一般の開業手続きとして、個人であれば税務署への開業手続き等、法人であれば、必要に応じて、健康保険・厚生年金関連は社会保険事務所、雇用保険関連は公共職業安定所、労災保険関連は労働基準監督署、税金に関するものは所轄税務署や税務事務所にて手続きをします。

集客は重要

開業形態については、自宅、あるいは専用の店舗での開業という選択肢になりますが、まずはホームページやSNSを活用し、自店の認知度及びカイロプラクティックという言葉の認知度を上げましょう。

注意点としては、「科学的に検証されている手技療法」 である事がカイロプラクティックの大事なポリシーの為、誇大宣伝・広告は止めておきましょう。

まとめ

カイロプラクティックは、スポーツ選手などが身体のメンテナンスのために利用したり、デスクワークや立ち仕事など長時間同じ姿勢でいる人が定期的に利用するなど、すでに幅広い年代で日常的に受け入れられています。本格的に事業として行うことを検討されている方は、しっかりとスクールやセミナー、更に海外での資格取得も視野に入れておきましょう。

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