フリーアナウンサーでの開業について

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当記事では、フリーアナウンサーでの開業について解説していきます。

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アナウンサーの仕事とは?

アナウンサーは、自分の声を使って世の中に溢れるあらゆる情報を人々に伝える仕事です。

アナウンサーの代表的な仕事はテレビやラジオのニュース番組で情報を読み上げることですが、他にもイベントの司会やスポーツの実況、レポーターとして活躍することもあります。

資格やキャリアパス

アナウンサーになるために必ず持っていなければならない資格はありません。資格の取得を目指すよりも、アナウンサーの素質として求められる一般常識や正しい言葉遣い、容姿を磨くことなどに力を注ぐことが大切になってきます。

但し、アナウンサー採用試験の難易度は非常に高いため、資格を取得することで他の志願者と差をつけることはできるでしょう。話し言葉の技術を評価する「アナウンス検定」や原稿読みに有利な「漢字検定」を採用試験対策の一つとして受験する人も多いです。

キャリアパスについては、テレビ局やラジオ局で社員として務めることが挙げられますが、狭き門の為、芸能事務所や制作会社などから派遣社員として出演依頼をもらう形態をとっている人もいます。

今後の展望

世間が必要とするさまざまな情報を正確に分かりやすく伝えてくれるアナウンサーは、時代が変わっても一定の需要がある仕事だといえるでしょう。近年ではニュース番組だけでなく、バラエティ番組でクイズに答えたり旅やグルメのレポートをしたりと、タレントのような仕事をするアナウンサーもしばしば見られます。CS放送やインターネットのみで配信される番組で活躍する人も増えており、アナウンサーの活躍の幅は広がっています。

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開業する場合の手続き

基本的にフリーアナウンサーは個人事業主として独立するケースが多いです。

個人事業主として行う場合、一般的な手続きとして、個人事業の場合、個人事業の開廃業等届出書、所得税の棚卸資産の評価方法・減価償却資産償却方法の届出書、青色申告承認申請書等を納税地の所轄税務署へ提出します。また、個人事業開始申告書は事業所所在地の都道府県税事務所へ。詳しくは、最寄りの管轄行政に問い合わせが必要です。

法人として会社を設立する場合、定款作成、会社登記をし、法人設立届出書、青色申告の承認申請書、給与支払事務所等の開設届出書、源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請書、法人設立届出書(地方税)などを提出します。

自分をプロデュースする能力が重要!?

今までのコネクションがある人であれば問題ないですが、ない場合にはホームページやSNS、そして現在有効的な手段としてYouTubeなどでPRすることが求められています。後は幅広い分野だけではなく、自分の得意な分野に絞った顧客獲得戦略も求められます。

まとめ

基本的に愛嬌があり、明るくポジティブな印象を与えられる人が向いています。また、「いつも見られている」「いつもきかれている」というプロ意識と責任感を持って仕事ができる事が求められています。

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