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登山家とは?
登山家は、山に登ることで生計を立てている人のことをいいます。
登山ガイドや執筆活動、講演活動などを生業としたり、大企業やテレビ局とスポンサー契約を結んでアタックしたりする登山家もいます。フリークライミングや山スキー、トレイルランニングといった山岳競技もあります。
◇登山家の主な仕事内容
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・講演会
・テレビ出演
・登山記事の執筆
・登山写真の撮影
・登山ガイド
・登山ショップの経営 など
その他、体が資本なので、日頃から、脚力を鍛え、筋力を維持するため、ウォーキングや階段の昇り降り、スクワットなどは欠かせません。
必要資格
必須の資格はありませんが、民間資格は存在します。
公益社団法人「日本山岳ガイド協会(JMGA)」認定の「山岳ガイド・国際山岳ガイド」「自然ガイド・登山ガイド」「スキーガイド」「フリークライミングインストラクターガイド」です。ステージに応じて登山経験の受験資格が定められています。また公益社団法人「日本山岳会(JAC)」などの「山岳会」に入会して、登山の訓練や講習会に参加することもできます。
登山家として名を挙げるためには、豊富な登山経験が必要になるでしょう。
開業する場合の手続き
個人事業主として行う場合、一般的な手続きとして、個人事業の場合、個人事業の開廃業等届出書、所得税の棚卸資産の評価方法・減価償却資産償却方法の届出書、青色申告承認申請書等を納税地の所轄税務署へ提出します。また、個人事業開始申告書は事業所所在地の都道府県税事務所へ。詳しくは、最寄りの管轄行政に問い合わせが必要です。
法人として会社を設立する場合、定款作成、会社登記をし、法人設立届出書、青色申告の承認申請書、給与支払事務所等の開設届出書、源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請書、法人設立届出書(地方税)などを提出します。
まとめ
近年は登山の様子をネットで中継するなど、新しいスポンサー契約のかたちも見え始めています。単に山に登るというだけではなく、登山の感動を伝えるための魅力的な発想力をもった、登山家がこれからは活躍することでしょう。