【ビジネスマナー(対顧客・取引先)編】新年の挨拶をメールで送る場合のマナーや注意点について

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今まで、お取引先などの新年の挨拶は、年賀状や面談という形で行ってきたところが多いかと思いますが、現在はメールで新年の挨拶をする企業も増えています。

そこで今回は、新年の挨拶をメールで送る場合のビジネスマナーや注意点について解説していきます。

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新年の挨拶メールを送る時のビジネスマナーや注意点について

新年の挨拶メールを送るときのビジネスマナーや注意点について解説します。相手に失礼のない新年の挨拶をするために、しっかりと把握しておきましょう。

新年の挨拶メールの基本

新年の挨拶メールは、新年を祝い、旧年中お世話になったことに感謝し、今年一年のお付き合いを願う言葉や今年の抱負を述べるのが基本です。また、相手がビジネスの取引先であったり、上司や同僚などでも基本的な内容は同じですが、相手に適した言葉づかいや慣用句を用いるようにします。

営業開始日から松の内(1月7日)までに送る

まず新年の挨拶は松の内(1月7日)に送りましょう。もちろんなるべく早く送るに越したことはありませんが、新年の挨拶は遅くても1月7日までに送るのがマナーです。もし松の内を過ぎたあとから挨拶をする場合は、「寒中見舞い」として挨拶しましょう。

忌み言葉を使わない

新年のご挨拶では「忌み言葉」は避けましょう。ちなみに忌み言葉とは、使用を控えた方が良いとされる言葉の事で、読み方によっては、縁起の悪さを連想させる言葉などが忌み言葉とされています。
 

◆忌み言葉の例
    ・去る
    ・病む
    ・滅びる
    ・絶える
    ・衰える
    ・失う
    ・枯れる など

    挨拶で「去年」などはよく使用する言葉ですが、新年の挨拶にはふさわしくありません。新年の挨拶には「昨年」や「旧年」などの言葉を選びましょう。

    一斉送信しない

    一斉送信は、同じ文面を複数の相手に送れる便利な機能です。ですが、新年の挨拶の時に利用するのは避けましょう。相手に対して失礼にあたります。たとえ面倒だとしても、1つずつ丁寧に送るようにしましょう。

    自分や相手が喪中の場合は寒中見舞いとする

    相手や自分が喪中の場合は、おめでたい新年の挨拶は行わないほうがいいといわれています。そのため、喪中の場合は新年の挨拶ではなく、寒中見舞いとして相手の幸せを願う言葉を送りましょう。

    最近では、プライベートと仕事の線引のために、喪中であっても仕事では新年の挨拶をすることが多いです。自分の判断で臨機応変に対応することをおすすめします。取引先に送る際に心配な際は、上司に確認するとよいでしょう。

    年賀状でいただいたら、年賀状でお返しする

    年賀状をいただいた場合は、年賀状でお返しをするのがマナーです。メールで返すことは失礼にあたるので、年賀状でいただいた場合にはきちんと年賀状でお返ししましょう。

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    新年の挨拶ビジネスメール例文

    内容は、なるべくシンプルな文面を心がけましょう。冒頭に新年の挨拶と昨年中のお礼を述べてから抱負を述べ、締めくくりに今後のお付き合いをお願いする文面を記載します。その際に、会社の営業時間などをお知らせしてあげましょう。

    顧客・取引先向け新年の挨拶メール 例文

    件名:新年のご挨拶

    株式会社〇〇 〇〇様

    謹んで、新年のお喜びを申し上げます。
    株式会社□□の △△です。

    旧年中は、弊社に格別のご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。
    本年もさらに一層のサービス向上に努め、皆様に安心のサービスをご提供できるよう、業務に励みたいと思います。

    どうぞ、変わらぬご愛顧を持って、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

    なお、新年は、〇月〇日より通常営業に戻ります。
    ご用命がありましたら、お気軽にご連絡ください。

    1月7日を過ぎて、挨拶を忘れていたら?

    松の内の1月7日を過ぎてしまった場合は「寒中見舞い」で連絡します。

    寒中見舞いの例(松の内を過ぎた場合)

    件名:寒中見舞い申し上げます

    寒中お見舞い申し上げます。
    株式会社□□の △△です。

    寒さの忙しい今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
    丁寧な年賀状をいただきながら、ご挨拶が遅くなってしまい、大変失礼いたしました。

    まだまだ冬本番、どうぞお身体を大切にして、ご自愛ください。

    令和〇年1月

    喪中の場合、新年の挨拶はどのようにすべきか?

    喪中の場合、できれば年内に喪中はがきまたはメールにて、喪中であることを伝えるのがベストです。しかし、相手から年賀状が来た場合や、どうしても挨拶メールが必要な場合は、1月7日以降に「寒中見舞い」として連絡をしましょう。

    寒中見舞いの例(喪中の場合)

    件名:寒中見舞い申し上げます

    寒中お見舞い申し上げます。
    株式会社□□の △△です。

    ご丁寧な年賀状をいただき、誠にありがとうございます。

    昨年〇月に〇〇が永眠し、年初のご挨拶を控えさせていただきました。
    欠礼のご連絡が遅くなり、誠に失礼いたしました。

    本年も変わらぬお付き合いの程、何卒よろしくお願いいたします。

    令和〇年1月

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    新年の挨拶に使える言葉とは?

    新年の挨拶に使える言葉はたくさんあってどれを使えばいいのかわからない人や、そもそも新年の挨拶の言葉をあまり知らないという人もいるのではないでしょうか。以下では、新年の挨拶に使える言葉をご紹介します。

    新年を祝う挨拶

    新年の挨拶としてよく使われる「あけましておめでとうございます」を代表とする新年の祝う言葉を以下でご紹介します。ビジネスシーンでは「あけましておめでとうございます」だけではなく他の表現も使えると一歩上の社会人になるでしょう。

      ・謹んで新春のお慶びを申し上げます。
      ・謹んで新春をお祝い申し上げます。
      ・謹んで年頭のご挨拶を申し上げます。
      ・新春の御祝詞(ごしゅくし)を申し上げます。
      ・謹んで新春の祝詞を申し上げます。

      昨年の感謝を伝える言葉

      新年を祝う挨拶に加えて、昨年の感謝を伝える言葉を伝えるのもおすすめです。昨年の感謝を伝える際は「去年はありがとうございました」と忌み言葉の「去る」を使用しないように気をつけましょう。以下では、昨年の感謝を伝える言葉の例文をご紹介します。

        ・旧年中は大変お世話になりました。
        ・昨年中は格別のお引き立てを賜り、厚くお礼申し上げます。
        ・旧年中はひとかたならぬご愛顧(あいこ)を賜り、心からお礼申し上げます。
        ・昨年は大変お世話になり、ありがとうございました。
        ・昨年は格別のご厚誼(こうぎ)にあずかり、誠にありがとうございました。

        結びの言葉

        感謝の気持ちを伝えた後は、最後に結びの言葉を簡単に記載しましょう。よく使用される結びの言葉は以下のとおりです。

          ・本年もどうぞよろしくお願いいたします。
          ・本年もご指導ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願いいたします。
          ・本年もご厚誼のほど、お願い申し上げます。
          ・本年も変わらぬご愛顧のほど、お願い申し上げます。

          まとめ

          新年の挨拶メールとはいえ、基本的なマナーを守るように心がけることが大切です。また、社外・社内向け問わず、丁寧で礼儀正しい文面にしましょう。今後のコミュニケーションにも関わってきます。できれば、送り先に合わせて一つずつ文面を変えていくと良いでしょう。決まりきった言葉ばかりでは味気ないものですが、自分なりに工夫した文章を練りこめば、相手の印象にも残りやすくなります。挨拶を上手に済ませて、新年の仕事を気持ちよく始めましょう。

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