起業・開業用語やビジネス・マーケティングでよく使われる横文字の用語。意味が分からずに困ることはありませんか?今回は起業・開業やビジネス・マーケティングに出てくる用語について紹介します。
目次
あ行の起業・開業やビジネスに出てくる用語
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アーカイブ
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記録保管所。
複数のファイルを1つのファイルにまとめること。
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アーリー(期)
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ベンチャー起業の成長段階をステージごとに区分したもの。
会社設立後、立ち上げた事業が軌道に乗るまでのこと。
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IR (アイアール)
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投資家向けの広報活動のこと。
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アイデンティティ
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同一性。主体性。
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アイドルタイム
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営業時間帯において客数や売上が少なくなる時間帯のこと。
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アウトバウンド
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出て行く。外向きの。内部から外部へ流れ出ること。
ビジネスで、顧客や見込み顧客へ電話をかけることを「アウトバウンドコール」といいます。
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青色申告
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日々の取引を所定の帳簿に手法に基づいて記帳する確定申告の方法。
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アイスブレイク
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会議などで緊張や不安をほぐして場を和ませ、コミュニケーションしやすい雰囲気をつくる手法の事。
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IPO(アイピーオー)
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新規株式公開。起業した会社の株式を市場に公開し、売買できるようにすること。
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あいみつ
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「相見積もり(あいみつもり)」を略した用語。
1社ではなく、何社かに対して見積もりを取ることを言います。
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アウトソーシング
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外部委託。業務を外注すること。
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アウトバウンド
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出していく、外向き。
ビジネス一般として、企業側が顧客へ電話や来訪などをする形態の業務の事を言います。インバウンドの対比語として用いられることが多いです。
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アグリー
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同意する。賛同する。賛成する。
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アサイン
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割り当てる。あてがう。任命する。
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アサーティブ
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率直。自己主張。
自分の気持ちや考えを、率直に表現するやり方のことを、アサーティブな態度と言います。
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アジェンダ
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議題。検討すべき課題。行動予定表。行動計画。
会議を行う前、会議を速やかに且つ会議を有意義にするために議題を上げる事。
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アジャイル
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状況の変化に対して素早く、柔軟に対応すること。
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アセット
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経営資源。資産。強みや長所という意味でつかわれることもあります。
アセット・ファイナンス:会社の「資産」を何らかの形で資金に変えること。
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アテンド
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付き添う。世話・接待する。
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アップセル
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相手の希望よりも高額(高品質)な商品を提案すること。
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アライアンス
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同盟。提携。協業。縁組。
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アルゴリズム
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物事を進めて行く、問題を解決するための明確化された手順のこと。
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アントレプレナー
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起業家。新しく事業を起ち上げて経営に乗り出した人。
「アントレプレナーシップ」は起業家精神のことを言います。
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EBITDA(イービットディーエー)
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税引き前利益に特別損益、支払金利、減価償却費を足した数値。
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イグジット
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ベンチャーキャピタルなど投資家が起業初期に投じた資金を回収する事。
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イシュー
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問題。課題。論争点。
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イニシアチブ
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主導権。主導権を握る事。
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イニシャルコスト
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初期費用。
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イノベーション
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革新。革新的。一新。
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インカムゲイン
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利子・配当による収益。
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印鑑カード
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印鑑証明書を発行するためのカードのこと。
(参考記事)【会社設立】印鑑カードを発行しよう
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印鑑証明書
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正式には印鑑登録証明書。
住民登録している市区町村の役場で印鑑登録をすることにより、役場に請求することができる個人の印鑑を公証する証明書のこと。
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- 印鑑証明書(個人)
株式会社設立時の出資者(発起人)や役員就任で必要となります。銀行借入などで代表取締役の印鑑証明書の提出を求められる場合もあります。
(参考記事)会社設立時に必要な個人の印鑑証明書について解説
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- 印鑑証明書(法人)
法人の銀行口座開設や法人クレジットカード作成などで使用します。本店所在地の管轄の法務局でのみ取得可能、発行の際には法人印鑑カードが必要です。
(参考記事)法人の印鑑証明書が必要なシーンと取得する方法をご紹介
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印鑑登録
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自分だけの印鑑を登録する事。
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インキュベーション
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起業や新事業の創出を支援し,その成長を促進させること。
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インキュベーター(インキュベーション施設)
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新規産業の企業を育成し、誘致するために、公機関などが、低コストで提供する機関や施設。
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インセンティブ
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成果報酬。
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インターフェース
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接点。境界面。接触面。接合面。仲立ちなど。
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インターンシップ
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企業で学生が短期間業務を行い体験すること。
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インタラクティブ
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双方向。対話型。相互的。
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イントレプレナー
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社内起業家。
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インバウンド
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入ってくる。内向き。
インバウンドというと、外国人が日本を訪れ観光することを指すことも多いですが、マーケティング的には、企業側が、顧客からの電話や来訪などを受け付ける形態の業務の事を言います。アウトバウンドの対比語として用いられることが多いです。
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インフルエンサー
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消費行動において大きな影響力をもつ人のこと。
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インフルエンサーマーケティング
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周囲に影響力のある人物に商品やサービスを紹介し、気に入ってもらい、勧めてもらうマーケティング手法のこと。
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OODA(ウーダ)ループ
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合理的な意思決定を円滑に進めるための業務管理手法。
①情勢を観察(observe)して、②方針(orient)を定め、③意思決定(decide)したのち、④行動(act)する。
各局面で想定外のことが起きた場合、再び①に立ち戻って情勢を観察し、次の段階へ進む。
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ウィンウィン
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双方に利益があること。
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ウェビナー
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「ウェブ」と「セミナー」を組み合わせた造語で、オンライン上で行うセミナーのこと。
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ASAP(エイサップ)
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「as soon as possible」の略。
少しでも早く。できるだけ早く。
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HR
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人的資源。人材。人事。
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エクイティファイナンス
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株式を発行して資金調達すること。
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エスカレーション
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段階的な拡大。上司に報告、引き継ぎをする。
トラブルなどの対応をより上の層に広げて報告する意味になることが多いです。
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NR
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「No Return」の略称で直帰(ちょっき)を意味します。
訪問先から会社へ戻らずにそのまま自宅へ帰ること。
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NDA
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秘密保持契約。
取引相手から一般に公開されていない秘密情報を預かった場合、それを公開したり、第三者に渡さないことを求める契約のこと。
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NPO
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「non-profit organization」の頭文字をとった名称。
民間非営利団体。
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エビデンス
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証拠。形跡。
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FAQ
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よくある(あるいは頻出すると想定される)質問とその回答を集めたもの。
企業のHPなどでは「よくあるご質問(FAQ)」とされていることが多いです。
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M&A(エムアンドエー)
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企業の買収や合併、営業譲渡など。
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MTG(エムティージー)
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「meeting」の略。会議。打ち合わせ。
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MBO(エムビーオー)
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「management by objectives」の略。目標管理制度。
「management buyout」の略。M&Aの手法の一つで、企業の経営者が自社株式をほかの株主から買い取る、取得すること。
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エンジェル投資家
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創業間もない企業に対し資金を供給する個人投資家のこと。
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エンドユーザー
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最後に商品を購入する人。商品やサービスを使う人。
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エンパワーメント
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会社の構成員が発展や改革に必要な力を付けること。また、その力を与えるようにすること。
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OEM(オーイーエム)
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「Original Equipment Manufacturer」の略。
他社ブランドの製品を製造すること。
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OS(オーエス)
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オペレーティング・システム (Operating System) の略。
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OKR
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「Objective and Key Result」の略。
チームや個人の目標を明確化する仕組みのこと。
コンピューターを動かすためのソフトウェアのこと。コンピューター全体を管理、制御し、人が使えるようにする役割があります。
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OJT(オージェーティー)
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「On the Job Training」の略。業務の実践を通じて行う研修活動の事。
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オーソライズ
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正式に認められる。公認される。正当な権限を与えられる。
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オブザーバー
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傍聴者。監視者。陪席者。
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オポチュニティ
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努力で得た機会。好機。チャンス。営業の提案機会。
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オリエンテーション
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適応。順応。方向づけ。
新入社員の研修を行う時によく使われます。
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オンスケ
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「オンスケジュール」の略。予定通りに。
計画通りに仕事が進んでいることを言います。
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オンラインレンディング
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ネットのみで融資が完結するサービス。
か行の起業・開業やビジネスに出てくる用語
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開業届
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個人の方々が新たに事業を開始したときに、税務署に提出する書類。
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確定申告
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国や地方に納める税金の申告手続のこと。
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課税所得
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税金がかかる所得、税金がかかる金額のこと。課税所得=売上-経費-控除。
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カニバリゼーション
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共食い。
ビジネスにおいて、競合を起こしてともに影響しあうことを言います。
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株式会社
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出資者である株主に対して株式を発行して、株主から資金を調達し、その資金で事業活動を行う組織のこと。
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株主
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株式会社に資金を出してくれた人。株式会社の出資者として、株式を所有している人。
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株主総会
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株式会社の所有者である株主が、会社の基本的事項について意思決定を行う機関のこと。会社法で定められた株式会社の最高決定機関。
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カンスト
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「カウンターストップ」の略。上限に達して数えられないこと。
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カンファレンス
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会議。協議。同盟。連盟。
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KSF
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「Key Success Factor」の略。主要成功要因。
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議事録
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打ち合わせをした内容や事項を記載した記録のこと。
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キャッシュフロー
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企業財務の健全性を表す指標の一つ。
(参考記事)【起業家必見!】キャッシュフローの改善方法を解説
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キャズム
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溝。新しいイノベーティブな製品が世の中に出ようとするとき、最初の市場とそのあとに続く大きな市場との間にある大きな溝のこと。
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キャパシティ
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度量。収容能力。メモリの容量。
仕事上で自分の能力以上の作業を行う時によく使われます。
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キャピタルゲイン
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株式など資産の価格変動によって生じる利益。
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許認可
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行政庁の許可を得ないと行えない事業のこと。
「許可」「登録」「届出」「認可」「免許」の5種類があります。
(参考記事)起業・開業前に知っておかなければいけない『許認可』が必要な業種について
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クラウドファンディング
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大衆(crowd)と財政的支援(funding)を組み合わせた造語。
ある目的や志などのため不特定多数の人から資金を集める資金調達方法。
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クリエイティビティ
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新しいものを生む創造力。
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CSF
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「Critical Success Factor」の略。重要成功要因
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クロージング
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商談を成立・成約させること。取引が完了し代金と商品の受け渡しを終えること。
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グロース(期)
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ベンチャー起業の成長段階をステージごとに区分したもの。
売上げが増えて成長し、事業が軌道に乗り始める時期のこと。
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グロースハッカー
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プロダクトやサービスの成長のために、PV数、ユーザー獲得や流入、離脱、継続率などのデータを測定し、改善を実行する人のこと。
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グロースハック
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成長への可能性を追求し、成功のための施策を取ること。
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グロス
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総体。全体。売り上げた金額の全て。
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グローバルスタンダード
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世界的な共通の基準。
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KGI(ケージーアイ)
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「Key Goal Indicator」の略。「重要目標達成指標」という意味。
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KPI(ケーピーアイ)
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「Key Performance Indicator」の略。「重要業績評価指標」と訳されます。
(参考記事)『KPI・KGIとは?』目標達成のために知っておきたいビジネス用語を簡単解説
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KBF
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購買決定要因。
Key Buying Factorの略語。消費者が購入を決定するシーンで重要視する要素のこと。
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ケーススタディ
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事例研究。
実際に起きた事を研究することによって、問題の解決に必要な力を身につけるための学習方法。
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決算
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企業・国・地方公共団体が1年間の収入・支出を整理し、収益・損失を算出すること。
※決算書とは、会社の経営成績・財務状態を表す1年間の成績表・報告書のこと。
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消印有効(けしいんゆうこう)
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郵便物などで、現物が送り先に到着していなくても、配達受付の消印が期日までにおされていれば、有効であるということ。
※消印(けしいん)郵便切手やはがき、収入印紙・収入証紙などが使用済(=料金支払済)であることを示し、無効化して再使用できないようにするために捺印される印。
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減価償却
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高額で長期に渡って使えるものを、数年に分けて経費として計上すること。
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源泉徴収
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給料の払い手に受け取り手に代わって所得税を納めさせる制度。
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現物出資
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株式を取得する際、金銭以外の動産・不動産などのモノで出資すること。
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コアコンピタンス
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選択と集中。
他社にない核となる競争能力や成功へ導く能力の事を指します。
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公証役場
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公証人が業務を行っている場所。
会社設立に際し、定款の認証や確定日付の付与等を行う役場。
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控除(こうじょ)
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税金の計算をする時、所得からある一定の金額を差し引いてその分は無税にできること。
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合同会社
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持分会社のうちの一形態で、有限責任事業会社のこと。LLCとも呼ばれています。
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コーポレートガバナンス
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企業統治。
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コールバック
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あらためて電話をかけ直すこと。
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小口現金精算
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日々の細かな支払いや社員の経費精算などのために手元に用意してある現金で、金庫の中に数万円程度ストックしておくものです。
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コストパフォーマンス
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「コスパ」と略される事が多いです。費用や労力に対する満足度。
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5W1H
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「Why(なぜ)」「What(何を)」「Who(誰が)」「Where(どこで)」「When(いつ)」のそれぞれの頭文字をとった5Wに、「How(どのようにして)」の1Hを加えたもの。
6つの要素をまとめた、情報伝達のポイントのこと。文章を構成する際などの基本的な要素として用いられます。
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コピペ
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コピー&ペーストの略。
文章をコピーし、別の場所に複製して貼り付ける(ペーストする)という作業・行為の事。
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コミット
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関わり合うこと。約束。宣誓。
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コモディティ
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サービスや商品の価値が普遍化、汎用化されることを指します。
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コワーキング(スペース)
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異なる業種の人たちが集まり、アイデアや知識、技能を共有する場所。
貸しオフィス、シェアオフィスなどと違って仕切りのない席を主体にしているのが特徴。
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コンセンサス
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複数の人による合意。根回し。
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コンピテンシー
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仕事や役割に関して効果的で優れた成果を発揮する個人の行動特性のこと。
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コンプライアンス
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企業倫理(モラル)。法令順守。
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コンペティター
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競合。同業者。
さ行の起業・開業やビジネスに出てくる用語
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サステナビリティ
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持続可能性。
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サマリー
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概要。要約。要点。
報告書を作成するときに要約としてサマリーをつけます。
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五月雨式(さみだれしき)
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同じようなことがダラダラと続く事。一度にまとまっていない事。
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3C分析
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Consumer(顧客)、Competitor(競合)、Company(自社)。
上記3つの切り口から現状を分析するフレームワークが「3C分析」。
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CRM
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顧客管理システム。
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CMS
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コンテンツマネジメントシステム。
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シード(期)
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ベンチャー起業の成長段階をステージごとに区分したもの。
準備段階。
まだ製品やサービス開発まで落とし込めていない段階のこと。
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CVC(コーポレートベンチャーキャピタル)
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事業会社が自社の戦略目的のために投資を行うVC(ベンチャーキャピタル)のこと。
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シェアオフィス
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複数の利用者が同じスペースを共有するオフィス。共同オフィス空間を持ったサービス。
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事業承継
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会社の経営を後継者に引き継ぐことをいいます。
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シグネチャー
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署名。電子メールの末尾に付ける署名。
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自己資金
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一般的には、手元現金や預金等の自己の保有する資金のこと。
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シナジー
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相乗効果。
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収入印紙
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印紙税を納めるために特定の文書に貼る有価証券のこと。
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出資
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資金を出すこと。元手を出すこと。
起業時の出資先は主にベンチャーキャピタル(VC)やエンジェル投資家があります。
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シュリンク
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縮小。減る。少なくなる。
ビジネスにおいては市場などが減少すること。
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商標権
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知的財産権のひとつ。
商品について登録した商標を独占的に使用できる権利のこと。
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ジョイントベンチャー
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共同企業体。合弁会社。
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商号
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会社名。
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少人数私募債(私募債)
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小規模な社債。少数の投資家に向けて発行される社債のこと。
※社債とは、会社が有価証券である債券を発行し、それをもとに不特定多数の人々から長期間にわたって多額の資金を借り受けること。
(参考記事)中小企業が活用できる資金調達『少人数私募債(私募債:しぼさい)』について解説
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助成金
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主に、正社員の増加や女性や若年者・高齢者などの就業促進など、雇用に関する課題の実現に向けて取り組む事業者に対して、一定額を助成する制度のこと。
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シリアルアントレプレナー
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連続起業家。
いくつものベンチャー事業を次々と立ち上げる起業家のこと。
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SWOT分析
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強み(Strength)、弱み(Weakness)、機会(Opportunity)、脅威(Threat)の4つの言葉の頭文字をとった言葉。
上記4つの軸で企業の現状置かれている評価と分析を行うことから「SWOT分析」と呼ばれています。
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所得
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売上から経費を差し引いたもの。所得 = 売上(収入)ー経費。
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所得税
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個人の所得にかかる税金のこと。
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信用保証協会
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信用保証協会法(昭和28年8月10日法律第196号)に基づき、中小企業者の金融円滑化のために設立された公的機関。
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据置期間(すえおききかん)
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融資における元金返済が猶予され利息だけを払い込む期間のこと。
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スキーム
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枠組みを伴った計画。体系だった計画や枠組み。
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スクリーニング
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ふるいに掛けること。選別すること。
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スタートアップ
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イノベーションを起して短期間のうちに圧倒的な成長率で事業を展開する企業。
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ステークホルダー
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利害関係者。投資者。
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ストックオプション
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会社の経営者・従業員などが将来あらかじめ決めた、一定の価格で一定の期間内に自社株を買うことができる権利(自社株購入権)。
(参考記事)【上場を目指す起業家が知っておきたい】ストックオプションについて簡単解説
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スピンアウト
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飛び出す。
元のコースや場所から飛び出すこと。
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スピンオフ
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派生的な。
元のあり方、ある場所から逸れていく。
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セグメント
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市場の中で共通のニーズを持ったグループのこと。
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SOHO(ソーホー)
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Small Office/Home Office(スモールオフィス・ホームオフィス)の略。
小さなオフィスや自宅などでビジネスを行っている事業者の事を言うケースが多い。
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出資金
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事業をする為にしようされる出資者が出す資金の事。
株式会社の設立において、銀行に振り込むお金を出資金といいますが、仕分上では「資本金」に振り替えられます。
※出資した者を出資者といいます。
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創業株主間契約
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友人などと共同で創業しそれぞれが出資を行った場合に、あらかじめ株式の取り扱いなどについて取り定める契約。
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ソーシャルレンディング
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お金を借りたい会社(借り手)とお金を運用して増やしたい人(貸し手)をマッチングするサービス。
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ソリューション
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問題解決。解決方法。
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損益計算書
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財務諸表の一つでP/Lと称されます。
企業のある期間における費用や売上、利益を表し、株主や債権者などに経営状態を開示するために用いられる。上場企業では公開が義務付けられている。
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損益分岐点
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企業や事業の損益がちょうどゼロである状態のこと。
た行の起業・開業やビジネスに出てくる用語
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貸借対照表(たいしゃくたいしょうひょう)
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財務諸表の一つでバランスシートと言われています。
企業のある時点における資産や、負債、純資産の状態を示す。株式会社では作成が義務づけられている。上場企業では損益計算書と並び、決算資料を構成する重要な表です。
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第三者割当増資
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企業の資金調達方法の一つで、特定の第三者に新株を引き受けてもらうことで行う増資の事。
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タイト
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予算やスケジュールが厳しいこと。
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第二創業
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既に事業を営んでいる中小企業・小規模事業者が新事業・新分野に進出する経営多角化や事業転換を図ること。
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タスク
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作業。課題。ビジネスでは、作業管理の事をタスク管理と言います。
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たたき台
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原案。意見を出したり検討したりするために用意する、元にする案のこと。
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中小企業診断士
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経営コンサルタントを認定する唯一の国家資格。
中小企業に適切な経営の診断や助言をする専門家。
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定款
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会社の屋号(名前)、事業の目的、本店の所在地、資本金額、株式、組織、運営など会社の基本的なルールを定めたもののことをいいます。
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デッド・ファイナンス
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誰かから借りる「負債」によって資金調達をすること。
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ディテール
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細かい部分。詳細。
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デスバレー
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死の谷=Valley of Deathの略。
ベンチャー企業が成長していくために越えなくてはならない障害のたとえとして使われる事が多いです。
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デフォルト
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初期設定値。普通、通常。
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デューデリジェンス
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企業に投資を行う際に、投資家もしくは自社を保護するために投資先を精査すること。
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テレワーク
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時間や場所の制約を受けない新しい柔軟な働き方のこと。
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引き合い
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問い合わせのこと。取材依頼。
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登記
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株式会社や合同会社などの会社に関して、重要な事項を登録して、取引の安全と円滑化を図るため一般に公開する制度のこと。
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特許権
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産業財産権のひとつ。
産業上利用できる発明を保護するための権利のこと。
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トップダウン
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企業経営で組織の上層部が今後の方針を決め、組織の下層部はそれに基づいて行動していく管理方式のことをいいます。
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トピックス
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話題。
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ドライブ
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より一層。
ビジネスでは、例えば「売上げを上げる為に今週はよりドライブをかけていこう」と使ったりします。
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ドラフト
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下書き。草案。
ビジネスでは未完成の企画書を上げる時などに、ドラフトを上げると言います。
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トレーサビリティー
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生産流通の履歴を管理し追跡できる仕組み。履歴管理の事。
な行の起業・開業やビジネスに出てくる用語
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ナレッジ
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知識。情報。知見。理解。
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ナレッジマネジメント
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情報共有。
個人が持つ知識や経験を企業の業績向上のために共有する事。
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ニアリーイコール
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同じではないがほとんど同じこと。
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ニーズ
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要求。需要。必要性。
顧客や市場の需要(ニーズ)にこたえる時に使われます。
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ニッチ
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需要が小さい市場のこと。
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日本政策金融公庫
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2008年10月1日に、国民生活金融公庫、農林漁業金融公庫、中小企業金融公庫、国際協力銀行の4つの金融機関が統合して発足した100%政府出資の政策金融機関。
(参考記事)日本政策金融公庫について
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認定支援機関
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正式名称は「経営革新等支援機関」。
中小企業・小規模事業者が安心して経営相談等が受けられるために、専門知識や、実務経験が一定レベル以上の者に対し、政府が認定した公的な支援機関。
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ネゴシエーション
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交渉。協定。話し合い。
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ノウハウ
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実際の経験から得られるやり方や手順などの、知識や技術などの蓄積。
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ノーティス
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通知。知らせ。認識する。
会議直前にお知らせすることをショートノーティス。
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ノベルティ
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社名、商品名を入れて無料で進呈する贈りものの総称。特殊広告の一種。
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ノマド(ノマドワーカー)
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遊牧民。
通常のオフィス以外の様々な場所で仕事をする新しいワークスタイルのこと。
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ノルマ
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達成するように与えられた作業量のこと。
は行の起業・開業やビジネスに出てくる用語
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バーチャルオフィス
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事務所を所有・賃借することなく事業を行うために、最低限必要となる住所・郵便受取・電話など事務所として必要な機能を提供しているサービス。
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パートナーシップ
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協力。共同。組合。会社同士の協力関係。
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バーター
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交換。金銭を介さない物々交換。
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バイアス
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傾向。先入観。偏見。
偏った見方や先入観を持って見方をしている場合に使われます。
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パイプ
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人脈。
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バジェット
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予算。経費。低予算の。格安の。
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バズマーケティング
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口コミなどを利用したマーケティング戦略。
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バッファ
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余裕。予備。
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パラダイムシフト
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今までの考え方や価値観が180度変わること。
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パラレル
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平行。並行。並列。
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パラレルキャリア
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1つの会社に勤めて、同じ仕事だけをやるのではなく、本業とは別な顔を持ち、あなたの得意な事、好きな事を仕事にしたり、社会的活動をするなど2軸でつくるキャリアのこと。
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バランスシート
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貸借対照表。
資産、負債、資本の面から企業の財政状態を示した会計報告書。
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ハレーション
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他に影響を与える。周囲への悪影響。
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ヒアリング
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聴取。情報収集。
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PDCAサイクル
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「Plan:計画」、「Do:実行」、「Check:評価」、「Action:改善」の4段階を指します。
何か作業を開始する前にまず計画を十分に練ることや実際に行った作業を常に見直すことが重要だという意味が込められたビジネス用語です。
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BtoB
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企業間取引。
「B」は「Business」のBで、企業から企業の取引を行う場合や、サービスを提供する際に使われるビジネス用語です。
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BtoC
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「B」は「Business」のBで、「C」はConsumerのC。
企業対消費者という売り手と買い手の関係を示した言葉。
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ファクター
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原因。要因。要素。因数。
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ファクタリング
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売掛債権を入金前に譲渡して資金化する資金調達方法のこと。
※売掛債権とは商品やサービスなどを提供した場合、その利用料金を請求できる権利のこと。
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ファクト
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事実。業務上の事象や事柄のこと。実際にあったこと。
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ファクトベース
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事実に基づいて思考すること。
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ファシリテーション
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活動がスムーズにう進むよう支援すること。
ファシリテーター:進行役。
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フィードバック
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評価した結果を伝え返すこと。
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フィックス
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決定する。
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フェイクニュース
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事実ではない情報。
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フェーズ
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段階。局面。変化。発達。工程。
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プライオリティ
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優先度。優先順位。
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プライバシーポリシー
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個人情報保護方針。
個人情報保護対策のためにサイト運営者が利用者から集めた個人情報をどのように取り扱うのかを定めた規範のこと。
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ブラッシュアップ
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上を目指すこと。磨きをかけること。
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FC(フランチャイズ)
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企業のネームバリューや、イメージ、商品、経営のノウハウなどを使って、独立開業するということ。
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ブリーフィング
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簡単な打ち合わせ。事前説明
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フリーランス
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会社に所属したり特定の会社と専属契約を結んでいない仕事形態のこと。
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ブルー・オーシャン
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競争相手のいない未開拓の市場ということを言います。
対比語として、レッドオーシャン(競争相手が多い)。
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フレームワーク
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問題解決に必要な考え方の枠組み。
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ブレスト
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自由に意見を出し合うこと。
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プレスリリース
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報道機関に向けた、情報の提供・告知・発表のこと。企業の公式文書。
(参考記事)【起業家にお勧め!】プレスリリースについて簡単解説
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フレックスタイム
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自由な時間に出社や退社ができ、定められた時間数を勤務する制度のこと。
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プロセス
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手順。過程。工程。
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プロダクト
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製品。商品。生産品。製造物。
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プロダクトアウト
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顧客が望んでいるもの作るという考え方。
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プロパー
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正規の、本来の。
会社の正社員の事を言うケースがあります。
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ベクトル
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方向。方向性。
ビジネスでは、同じ志を目指す、会社の方向性を示す時に使われます。
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ベネフィット
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利益。
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ペルソナ
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人格。
商品やサービスを利用する典型的な顧客モデルのこと。(詳細な顧客のイメージ)
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ベンダー
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売人、行商人。メーカー、販売代理店など製品をユーザーに提供する会社。
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ベンチマーク
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水準点。基準点。指標。基準。
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ベンチャー企業
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既存の秩序や慣行にとらわれず、独自の新技術や高度な知識などを基に新しい分野に挑戦する、独創的・革新的な経営を展開する企業。
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ベンチャー・キャピタル
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成長可能性のあるベンチャー・ビジネスなどに投資を行う企業と、そのための資金そのものを指します。
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ペンディング
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宙ぶらりん。保留。先送りする。未解決。
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報連相(ほうれんそう)
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「報告」、「連絡」、「相談」のそれぞれの頭文字を取ったビジネス用語です。
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保証人
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お金を借りた人が、お金を返さない場合は、代わりにお金を返さなければいけない人のこと。
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補助金
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国の政策などの目標を達成するために、政策に合った事業を実施する事業者に対して交付されるお金のこと。
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発起人
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会社の設立を発案し、自ら出資者となって会社設立の中心となり、手続きを進める人(法人)です。
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ボトムアップ
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企業経営で、組織の下層部の意見を収集、尊重し、それを元に組織の上層部が今後の方針を決めていく管理方式の事。
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ボトルネック
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作業の妨げとなる要因。進行や発展の妨げになる要素。
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本店所在地
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法務局に登録された会社住所地の場所。
ま行の起業・開業やビジネスに出てくる用語
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マーケットイン
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顧客のニーズに合わせて、商品の企画・開発・提供を行うという考え方のこと。
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マーケティングファネル
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ビジネス用語では、沢山の集客した見込み顧客が、商品やサービスの購入・契約に至るまでにふるいにかけられ少数になっていく過程のこと。
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マージ
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複数のものを1つにまとめること。
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マイルストーン
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重要な節目。経過点。中間目標点。
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マスト
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絶対必要なもの、必要不可欠なもの。
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マター
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問題、事柄、状況。担当すべき仕事の範囲、管轄。
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マネタイズ
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サービスを収益化すること。
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マンパワー
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労働力。有効的な労働力。
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メンター
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キャリアやプライベートのことで相談する人や助言をくれる人のことをいいます。
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モチベーション
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動機。やる気。意欲。
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モニタリング
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対象者を監視し、継続的に記録・観察を行うこと。
や行の起業・開業やビジネスに出てくる用語
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USP
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「Unique Selling Proposition」の略。
他にはない独自の強みや価値を集約し、顧客に対して分かりやすく提案したもののこと。
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ユーザー
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利用者。消費者。
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ユーザビリティ
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利用者や消費者などにとっての使いやすさのこと。
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融資
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資金を融通すること(融通されること)。資金を融通して貸し出すこと。
起業時の融資先として、日本政策金融公庫などがあります。
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Uターン
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故郷を離れた人が、故郷に戻って企業に就職すること。
Iターン:故郷を離れた人が、その近くの企業に就職すること。
Jターン:故郷を離れた人が、さらに別の地域の企業に就職すること。
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uu
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「ユニークユーザー」の略。特定の期間内にサイトを訪問した人数。
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4P
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販売者視点のマーケティングのフレームのこと。
Product:製品、Price:価格、Place:流通、Promotion:販売促進。
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4C
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購買(購入)者視点で考えたマーケティングのフレームのこと。
Customer Value:顧客価値、Customer Cost:顧客コスト、Convenience:利便性、Communication:コミュニケーション。
ら行の起業・開業やビジネスに出てくる用語
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LTV(ライフタイムバリュー)
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顧客生涯価値。
長期的に一人の顧客から得られる利益のこと。
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リーガルチェック
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法律上、違反・リスクがないかどうかを確認すること。
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リード
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見込み客。
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リードタイム
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発注から納品までにかかる時間。営業の初動から受注までにかかる時間。
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リファラー
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新たにWebページを表示する直前に閲覧していたページのURLを内容とする情報のこと。リンク元のページ情報。
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リスクヘッジ
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危機回避。リスクに対して事前に手を用意すること
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リスクマネジメント
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危機管理。
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リスケ
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計画を変更すること。
ビジネスでは、アポイントの日程や時間を変更するときに使います。
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リソース
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資源。資産。人員。メモリなどの必要領域。
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リテラシー
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読解記述力。物事を理解し、再度記述・表現する能力。応用力の高さ。
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リファラル採用
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社員などの身内から人材を紹介・推薦してもらう採用手法のことです。
(参考記事)起業家にお勧め!リファラル採用とは?
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レイター(期)
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ベンチャー起業の成長段階をステージごとに区分したもの。
キャッシュフローが黒字になり、累積している損失も解消され、組織が確立してきている時期のこと。
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レギュレーション
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規制。規則。定め。ルール。
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レジュメ
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要旨。概略。要約。概論。履歴書。
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レジリエンス
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回復力。逆境力。復元力。
個人・組織ともに通用する色々な環境・状況に対しても適応し、生き延びる力として使われます。
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レスポンス
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応答。反応。
早急な対応をする時にはクイックレスポンスと言います。
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レバレッジ
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テコの原理。小さな努力で大きな効果を生むこと。
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レビュー
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見直し。報告。意見。
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レンタルオフィス
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月極めや時間貸しのように短期間だけ不動産の一部分をオフィスとして貸し出されている事務所のこと。
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ロイヤリティ
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忠誠。忠実。高く信頼し評価すること。
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ロイヤルカスタマー
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他社の製品を購入することがなく、自社の製品を購入してくれている忠誠度の高い顧客のこと。
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ロールモデル
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模範となる人や会社。
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ローンチ
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世間に送り出す。事業に乗り出す。発表する。
新事業や新ビジネスを行う時に「新しいサービスをローンチする」と言います。
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ログ
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コンピュータの利用状況やデータ通信など履歴や情報の記録・蓄積したデータのこと。
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ロジカル
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論理的。
論理的思考をロジカルシンキング。
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ロックアップ
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IPOなどのタイミングや一定期間において、株主や創業者が持ち株を売却できないと定めた契約のこと。
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ロングテール
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長いしっぽ。
インターネットにおける販売で、売れ筋のメイン商品の売上よりも、あまり売れないニッチな商品群の売上合計が上回る現象のこと。
わ行の起業・開業やビジネスに出てくる用語
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ワークシェアリング
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仕事を共有する。
一定の仕事を複数の労働者で共有する業務形態です。
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ワークフロー
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企業の業務の流れや担当職種の仕事の順序を指します。
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ワークライフバランス
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ワーク(仕事)とライフ(生活)のバランスがとれている事。
まとめ
いかがでしたでしょうか?すべて覚える必要はありませんが、起業やビジネス用語として覚えておくと便利です。特にIT業界はこのような用語を使いますので、IT業界に就職・転職する人は覚えておきましょう。
(参考記事)【飲食店開業予定者必見!】飲食店開業用語を紹介
(参考記事)よく使われるIT・Web用語について解説