飲食店開業のスタートダッシュ!仕入れ先発掘のポイント

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飲食店経験者や既に知り合い等で仕入れ業者がいる方はいいかもしれませんが、ゼロから立ち上げとなると、仕入業者の選定も一苦労です。

今回は仕入先を探す方法やポイントについて解説していきます。

仕入先を探すポイントとは?

仕入先の選定は、飲食店経営の命とも言えます。安易に考えてしまうと、お客様からの信用や経営の圧迫にもつながります。

仕入先を探すポイントは、仕入価格、商品・食材の質、ロット数による対応力、配送手段、決済の方法など多岐にわたります。

自身で考えたメニューコンセプトやメインの食材については妥協をしてはいけませんが、ロット数の見誤りによりロスが発生してしまうと経営が圧迫してしまうので、複数の仕入れ業者を比較し、選定することが大切になります。

仕入先を探す方法について

仕入れ先を探す方法として、下記が挙げられます。

・インターネットで探す
・知り合いの飲食店から聞く
・以前働いていた会社での取引先から聞く
・店舗近隣で探す

飲食経験者は、以前の取引先や仕入れ業者から選定するケースが多いですが、飲食店初心者は特に近年ではインターネットで仕入先を探す傾向にあります。店舗の使くの業者は近隣の経営者とのつながりが多いので、人間関係を広がるきっかけになり、イベントや宴会などでお店を利用してくれる可能性があります。

仕入先の種類について

仕入先の種類は、下記5点です。

・業務用食材の通販サイト
・一般のスーパーや直売所
・生産者
・業務用卸業者
・業務用スーパー・市場

それぞれの要点をお伝えします。

業務用食材の通販サイト

最近は、業務用食材の通販サイトがものすごく充実しています。一般的な業務用食材サイトやプロ仕様の業務用食材サイトまで多岐にわたっています。

通販サイトと契約をして、電話やFAX、またはインターネットから注文すると、翌日もしくは翌々日に宅急便で届きます。通販サイトの中には、調理法などもあり、新商品のヒントになる場合があります。お勧めの通販サイトとしては、食彩ネット、Mマート、ミクリードなどがあります。以下でお勧めの業務用食材の通販サイトをご紹介します。

食彩ネット


食彩ネット
東証1部上場の株式会社サイネックスが運営する総合通販サイトです。和洋中の食材に加えて韓国料理の食材を仕入れられることと、スイーツに力を入れているのが特徴です。調味料や消耗品、厨房・卓上用品もあり、ロングセラー商品で、定番人気商品を確認できます。電話やFAXでの注文も受けつけている。

Mマート


Mマート
Mマートは、グロース市場(旧東証マザーズ)に上場する株式会社Mマートが運営するBtoBの業務用食材通販サイトです。業務用食材だけでなく、アウトレット商品、厨房機器、テーブルウェアなど、飲食店などの仕入れに必要な商品を豊富に取り揃えた業務用専門卸売市場です。

ミクリード


ミクリード
バイヤーが厳選した、商品点数約4,000点の豊富な品揃えがあり、お電話での注文は、年中無休で深夜2時まで受付をしています。ご利用件数10,000店以上の確かな実績で、サンプルをご提供してくれますので、ご自身で味を確かめることができます。支払方法も豊富で、購入ごとの支払いに加えて月ごとの請求書払いもできます。

一般のスーパーや直売所

スーパーや直売所は店舗近隣になりますが、小ロットであれば、近所の八百屋やスーパーで購入するのもいいです。特売日やセールを狙っていけば、卸より安かったりします。また、何度も通って仲良くなれば、安く仕入れさせてくれたりすることもあります。

但し、買いに行く手間や大量ロットでの購入が難しいので、業務用専門店に比べると高くつきます。

生産者

野菜を農家さん仕入れる、養豚場から豚肉を仕入れるなど、生産者から直接仕入れる方法です。

新鮮な状態で、店頭で購入するよりも安く仕入れられることが出来ます。「〇〇農家からの産地直送」というように付加価値も付けられますが、天候不順などで安定生産できないこともあります。

業務用卸業者

業務用食材や酒類等を扱っている卸業者から仕入れる方法です。紙のカタログ、またはネットカタログなどから指定の商品を発注する形となります。商品は後日配達する形になります。卸業者から仕入れると、業務用商品がまとめて安く買えるので便利です。一般のスーパー等で出回っていない商品を仕入れることもできます。

しかし、商品によって相場より高い商品や、送料がかかるケースもあります。卸業者によって取り扱いしている商品が違う為、複数契約して、補填しあう環境を整えることが重要です。

(参考記事)【飲食店開業】おススメの業務用食材卸業者は?

業務用スーパー・市場

業務用スーパーは自分で買いに行かなければなりませんが、その日の生鮮食品やセール品などを実際に見て購入できます。

新鮮さや旬のモノで勝負するなら、「市場」もお勧めです。ただし、素人が突然市場に買いに行っても、素人と馬鹿にする人も多く、高い買い物をさせらる可能性もあるので、本当は誰か知り合いの紹介や慣れている人について行くのが良いでしょう。お勧め業務用スーパーは以下になります。

メトロ


【業務用スーパー】メトロ
12,500種類の品揃えで、登録・年会費無料、食材もノンフード商材も、少量・小ロットからの仕入れ可能です。

市場については、東京都中央卸売市場がおすすめです。

東京都中央卸売市場


【市場】東京都中央卸売市場

昨年10月に開講した豊洲市場の他にも東京都内には大田・多摩ニュータウンなど10件以上の市場があります。

まとめ

自身の飲食店が続く限り、仕入れ業者とは長い付き合いになります。仲良くなると色々お得な事が多いので、安易に値引き交渉をせず、無理のない条件でお互いが気持ち良く取り引きできるようにしましょう。

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