創業融資を受けるのには職務経歴が大事なのか?

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日本政策金融公庫からの融資を成功させるためには、主に自己資金 、今までの職務経歴、事業計画書の3つが非常に大切になってきます。

その中で今回は、日本政策金融公庫の融資における、今までの経験値を示すことができる職務経歴の大切さについて解説します。

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過去の事業の経験や実績があると有利

融資制度では、経営者の同業種での経験年数を条件にしているものもあります。

これは、起業しようとしている事業に詳しかったり、経験豊富であったり、実績を出していた方が、将来借入れた額をきちんと返済してくれる可能性が高いと判断されるためです。実際のところは全くの業界未経験者が成功する例もありますが、事業をしようとしている業界の経験者でなければ、日本政策金融公庫の創業融資の審査を通すことはなかなか難しい現状があります。

融資における職務経歴のチェックポイントとは?

当然、金融機関である日本政策金融公庫の融資担当者は、貸したお金を滞りなく返済できるかを見ています。例外として、一緒に事業をやるパートナーや事業協力者がいるなどの場合は除きますが、全く今まで行ってきていない事業よりも、経験がある事業で起業した方が数倍成功しているというデータもあります。

日本政策金融公庫の主な職務経歴のチェックポイントは以下になります。

・業界経験(実務経験)がどのくらいあるか?
・今までどのようなスキルを習得したか?
・マネジメントやリーダー経験はあるか?

業界経験(実務経験)については最低でも3年以上は経験があると好ましいです。そしてただ単に経験しているだけではなく、例えば飲食店を開業する人であれば、ホール、キッチン、お金の管理、全体マネージメントなどある程度幅広く網羅している方がよいです。マネージメントスキルについては、今後起業・開業する人は人を使う立場になりますので、人に指示・指導をして会社の売り上げなど実績を上げた経験は大変重要になります。

融資を受けるにあたって理想的な職務経歴とは?

前述で、飲食店開業する人が融資を受ける場合の経歴についてお知らせしましたが、ここではより具体的に飲食店開業予定者を例に理想的な職務経歴をお伝えします。

飲食店を開業予定の方の理想的な職務経歴例

・飲食店での経験が10年以上ある
・開業する業態の店舗の経験が3年以上ある
・エリアマネージャーをしていた
・お店を管理運営していた経験がある
・仕入れ業者の選定業務を行っていた
・新規出店を管理していた
・メニューの企画・開発を行っていた
・従業員の指導や管理を行っていた
・キッチンもホールもどちらも経験していた
・お金の管理や予実管理をしていた

上記、全て経験していれば望ましいですが、全てではなくとも複数当てはまる方は、融資を受ける際の経歴としては理想的です。要するに、職務経歴で、飲食店を開業するために必要な能力が身についていることをアピールできれば、融資は受かりやすくなるのです。

こちらから。

職務経歴がない方でも融資が通るケースがあるのか?

職務経歴がない方でも融資は通るケースはあります。

自己資金を多く貯めている方や、一緒に事業をする人物が職務経験がある場合や、信憑性且つ実現可能な事業計画など、起業・開業に対して準備がしっかりと整っていると判断されれば融資は可能になります。自己資金も準備できておらず、職務経歴を見ても、経験がないと判断されてしまう場合には、高い確率で融資は受けられないと考えておいた方がよいでしょう。

まとめ

日本政策金融公庫は、政府が100%出資する公的金融機関です。そのため、民間銀行にとってリスクが高く、消極的な融資であっても、政策や政府方針とあっていれば、融資してくれるのが特徴です。特に、創業前の方や、創業間もない方、経営状況が悪化していて改善に取り組んでいる方向けの融資などは、日本政策金融公庫だからこそ取り扱ってくれると言っても良いでしょう。

但し、いくら借りやすいからといっても金融機関ですので、返せないと判断されれば借入することは出来ません。特に事業をする同業の経験は大変重要ですので、日本政策金融公庫で融資を検討されている方は、前述で紹介した項目に当てはまっているか確認してください。

(参考記事)日本政策金融公庫について
(参考記事)【創業融資】事業計画書の『事業経験・経歴』の書き方について解説

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