今日の居酒屋業態は目まぐるしく変化しており、これからの居酒屋業態を背負っていくであろう「ネオ酒場」という新たなジャンルの居酒屋に注目し、詳しく調査してみたので、これから飲食店を出店しようと考えている方や、既存店の売上向上を考えている方にぜひ参考にしていただきたいです。
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ネオ居酒屋とは?
定義として、「従来の大衆酒場とは違い、若者や女性、初めてでも入りやすい開放的な雰囲気の居酒屋」とされており、常連でなくても気軽に入れる開放的な居酒屋として、近年若者や女性に支持されている居酒屋ことを呼びます。ネオ大衆酒場、ネオ居酒屋とも呼ばれ、今注目を浴びています。
いままでの大衆居酒屋のようなどこか懐かしい雰囲気や、唐揚げや焼き鳥、漬物などの定番メニュー、リーズナブルな価格など、気軽さはそのまま残し、ガラス張りなどで開放的な雰囲気にしたり、清潔感があり、明るい店内で、女性や若者層や初めて来店するお客さんにも入りやすいように工夫をしているところが特徴的です。一言で言えば、ファミリーレストランやカフェ風の大衆居酒屋です。
ネオ居酒屋の代表的なお店
ネオ居酒屋の代表的なお店として挙げられるのが、2018年4月現在で全国約200店舗を展開する、「串カツ田中」です。まさにネオ居酒屋を特徴である、「ガラス張りの店内」となっており、外からでも店内の雰囲気が伺え、安心してお店に入ることが出来ます。メニューは店名にもあるように串カツがメインとなっており、リーズナブルで若者や女性にも人気なお店となっています。
ネオ酒場の特徴である気軽さとは?
一口に「気軽に」とはいっても、様々な打ち出し方が出来ると思います。
例えば、串カツ田中のような、「ガラス張りの店内」というのも店内が外からでもわかるので、入りやすいというパターンや「リーズナブルだから」といった理由でも気軽にというようにもなります。
他にも「1杯からでも行けるところ」と言ったことで、日本のバーの代表的なお店である、「HUB」というアイリッシュパブを若者から人気を集めております。