飲食店を出店する上で、ほとんどの方が飲食経験者の方が多く、こだわりの料理、接客などを提供できるお店が多いと思います。「お客様には絶対満足してもらえるものを揃えている」と自信を持って言えるお店が数多くある中、今回は「お客さんがそのお店に入る前にどんなところを見ているのか」ということを中心に考えていきたいと思います。
その中でこれは揃えていた方が良いと思うものベスト3を発表したいと思います。
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クレジットカード決済
まず、お店選びや通りかかったお客さんがメニューを見る前に気にしていること、それは「支払い」に関することです。全てのお客さんがクレジットカードの利用が出来るかということを考えているわけではありませんが、飲食店でもクレジットカードを利用する方が増えてきていると言われています。
また、外国人観光客などは基本的に現金を持ち歩かず、なるべくクレジットカードを利用していることが一般的です。クレジットカード決済を導入していないお店というだけで、お客さんがお店選びの対象とならなければ、せっかくのこだわった料理や接客をしてもらうこともなく、来店には至りません。
クレジットカード決済を導入する為には毎回の決済手数料の数%を支払う必要がありますが、少なくとも来店するかどうかは置いておいて、たったそれだけで、お店選びの対象となるのであれば、導入することをおすすめします。
Wi-Fi
次に業態によってですが、店内にネット環境を整えることも検討してみても良いかもしれません。
2008年からスマートフォンが急速に普及し、現在はほとんどの人がスマートフォンを使用しているのが現状と言われております。これは外国人観光客などのインバウンド対策にも必要な事ですが、高級レストランのような業態はさておき、居酒屋、カフェなどの業態はお客さんは無いよりはあった方が良いと答える人が多いと思われます。
月額の費用も5,000~6,000円程と安価で、お客さん用にもそうですが、自店用にも発注やAirレジような無料のレジなどにも対応できるようになります。
POSレジ
最後にレジについてです。飲食店では様々なレジが使用されていますが、ここでおすすめしたいのが、顧客管理や売れ筋管理のできるレジです。顧客管理は業態によってですが、売れ筋管理はどの業態においても、必要になってくることです。
現在はノートやパソコンを使用して、その日に売れたメニューなどを記入していればまだ良いですが、全く売れたものの管理をしておらず、1ヵ月に一回の在庫チェックで管理をしており、肌感覚で売れた/売れてないを見ているお店は危険です。毎回うれたものを手入力で記入することは時間の無駄や手間になってしまうので、なるべく、注文を取る際や、レジ会計の際に入力をするだけで済むように、レジと売れたものが連動しているようなレジを選んでみてはいかがでしょうか?
まとめ
「クレジットカード決済」「wi-fi」「posレジ」は飲食店で仕事をする上で効率化でき、作業負荷を減らすことによって、仕事の生産性が上がります。キャッシュレス、ネット社会になり、今後ますますテクノロジーやネットサービスが発展していきますので、今から導入を検討することをお勧めします。