飲食店を開業するためには、物件取得・内外装・運転資金など数百~数千万単位のお金が必要になってきます。事前にお店のコンセプトや業態を決めることも大切ですが、まったく自己資金がない状態だと融資を受けることは難しくなってきますし、そもそもお店自体開けることが出来ません。
今回は開業融資を受けるために前もってやっておくべき3つの事をお伝えします。
※この記事を書いている起業のミカタを運営している株式会社ベクターホールディングスが発行している「起業のミカタ(小冊子)」では、更に詳しい情報を解説しています。無料でお送りしていますので、是非取り寄せをしてみて下さい。
経験
一概に何年以上の飲食店勤務経験がないとだめというわけではありませんが、店舗運営についてのノウハウは習得しておく必要があります。
また、勤務年数だけではなく、どのような実績を残したのかも重要です。自分が開業することを想定して、仕入れ先や内装・看板などの業者、お金の勘定などを身につけておきましょう。
自己資金を貯める
飲食店を開業すると思い立った日からコツコツと貯蓄を始める努力は大切です。
また、資金を計画的に貯められることも経営者として求められる能力です。一攫千金で得た資金や第三者から融通してもらった資金では計画性が高いとは思われません。少しづつでも計画的にお金をためていく習慣を身につけておきましょう。
諸支払い
金融機関では、公共料金や携帯電話、家賃、住宅ローン、税金などの支払いはしっかりとしている人なのかどうかなども見られます。支払いが遅れていると信用力の低下につながります。
日頃からお金にルーズな人は絶対に不利になりますので、飲食店の開業を目指しているならばお金の管理などは徹底的に意識しておきましょう。
まとめ
前述の3つが飲食店の開業に最低限必要な事になります。飲食店を出店する為には資金がないとできません。借入をする場合も様々な条件がありますが、まずは早い段階で「経験」「自己資金」「諸支払い」を意識して行動していきましょう。
ちなみに、「経験」「自己資金」「諸支払い」は飲食店だけではなく、他業種にも当てはまりますので、融資を検討されている方は意識しておきましょう。